2012.10.22更新

当院では、最近、他院で受けられた眼瞼下垂手術の修正を行うことが多くなりました。
多くの場合が、やはり美容外科での術後です。埋没法による二重手術後のケースが多いです。

診察をして言われるのが、埋没で二重瞼(ふたえまぶた)にすると、眼瞼下垂が治るということで手術を受けられたようです。

当然、二重瞼になると、雰囲気が変わり、眼瞼下垂が解消した感じになるとは思えなくはないですが・・・・
しかしながら、結論として、埋没法では眼瞼下垂は治りません。(埋没法で、上眼瞼は上がりません!!)

修正手術において、糸が埋まってるだけなので、それを取り除くぐらいの手間が増えるだけで、
特段、問題はありませんから、ご安心ください。

また、機会を改めて、ブログに載せますが、二重瞼切開法、あるいは、眼瞼下垂症手術後の修正は難しい部分もあり気を遣います。

投稿者: 高田眼科

2012.10.12更新

小生は、医療法人二木会 横浜形成外科の総院長の二木 裕(にき ゆたか)先生に
眼瞼下垂症を含め形成外科についてのイロハから教えて下さいました。
先生は、今年で開業33年で、美容外科手術では第一人者であります。

大学4年生の頃、先生の医院を見学させて頂いて際に生まれて初めて、形成手術というのものを見せて頂きました。
(ちなみに、そのときの手術が眼瞼下垂症だったのは、何かの運命かもしれませんが)
そのときには、一生懸命に、瞼の解剖を解説して下さりながら、手術をしていただきました。
「教科書には出てないけど、これが瞼板前脂肪です。これが眼瞼挙筋腱膜で、その周りが少しヌルヌルして、潤滑油みたいな役割をしているのです。」とか、今でも覚えております。
加えて、私が、ずっと愛用しているエルマンのサージトロン(高周波メス)とも、このときに初めて出会いました。

言うなれば、眼瞼の解剖から、局所麻酔、高周波メスの器械など手取り足取り、ご指導頂き、まさに、教えの通り眼瞼下垂症手術を行っている小生であります。

しかしながら、ただ、一点、教えを守っていないのが、実は手術に顕微鏡を用いることです。
手術顕微鏡を用いることで、
①止血を細やかにできること。(術後の腫れを抑えるためには重要です。)
②きちんと、組織を確認して手術を薦められる(専門的には、オリエンテーションがし易い)
③当然、縫合などの操作が繊細にできる
④最後に、術者(私)の疲れが少なく、また、将来、私に老眼が入っても、手術の腕が落ちない。
以上の理由から、手術顕微鏡下での眼瞼下垂症手術を行うこととしました。

二木先生は、「マイクロ(顕微鏡)でやる先生は、全体像が見えてないことが多いので、デザインが崩れる」と常々、おっしゃられてます。
そこで、私の顕微鏡は、広い範囲が見えるように、対物レンズを換え、全体像が見渡せるようにカスタムしております。
教えて頂いたことを大事にしながらも、自分のモノにするためには、工夫を積み重ねていきたいと思います。

ちなみに、二木先生は、私と同じ岡山大学医学部卒業で、母親の従兄弟にあたる親戚であったりしますので、
手技の多少のカスタムはお許しいただけると思いますが、怖くて、顕微鏡のことは言えません。


投稿者: 高田眼科

2012.10.11更新

新しい視力検査台を導入いたしました。今までは、3メートル視力検査台を3台用いて、視力検査を行って参りましたが、
御来院される患者様の検査能力に対して十分ではありませんでした。
今回、最新の1メートル視力検査台を4台導入しました。それに加えて、3メートルも1台残しております。
今回の導入によって、視力検査での滞りが解消でき、待ち時間のさらなる短縮に繋がると考えております。
眼瞼下垂症手術だけにかぎらず、当院における眼科診療の質を上げるための努力を続けていきたいと思います。
今後とも、高田眼科を宜しくお願い申し上げます。


投稿者: 高田眼科

2012.10.08更新

3ヶ月前に、目の充血を相談に来られた患者様のお話です。
この患者様は、充血と眼の痒みを主訴で初めて当院を受診されました。
それは、アレルギー性結膜炎ということで、診断は容易であり、点眼加療ということで様子を見ることとなりました。
ただ、目の二重がかなり不自然で、挙筋短縮術での術後であるというのは、容易に分かる状態でした。

それは、眼瞼の中央部だけが挙がっている状態の不自然な二重であり、しかも、眼窩脂肪を取り除いてあるのですが、
中央だけで引き抜かれているので、いわゆる、鉄アレイみたいな瞼になっており、無残な状態でした。
ここまで酷い術後は、あまりお目にかかりません。

当然、その点に話が自然と及び、修正をさせて頂くこととなりました。
全力で良い結果が出るようにさせて頂きます。

私は、この挙筋短縮法が好きではありません。理由は、審美的な感覚で言うと、挙筋腱膜前転法に劣っていると考えているからです。
確かに、眼瞼の挙上させる力は、大変、優れたモノでありますが、その代わり、挙がり過ぎるので、逆に、不自然になるのです。挙筋腱膜を短縮させる過程で、眼窩脂肪の摘出を行うケースが多いですが、この脂肪除去でのトラブルも問題となります。

今回は、

投稿者: 高田眼科

2012.10.08更新

最近は、口コミ効果なのか・・・・毎日のように手術を行っている小生でありますが、
今日は、3件の術後の翌日の経過の確認がございました。

どんなに沢山の手術を行い、また、手術に自信があっても、ガーゼを外す瞬間は緊張します。
むしろ、沢山の手術の経験を積むと、いろんな可能性が頭によぎってしまいます。
左右は整っているか??腫れや内出血は、どの程度なのか?? 
まさに、合格発表の掲示板を確認している受験生の気分ですww
しかも、毎日のように手術をしている関係上、毎日が、ある意味、合格発表です。
さらには、今日は、3件の確認ですから、3回の合格発表でした。

ガーゼを外し、患者様に鏡を見せ時、喜んで頂ける・・・・場合が殆どですが、
残念ながら、手術翌日が腫れのピークです。
腫れや内出血については、どんな方でも最終的には完璧に引くのですが、個人差が大きいですし、少なからず腫れはあります。
だからこそ、「今日が一番腫れています^^。 心配しないで下さい。もっと、もっと自然になりますよ」と説明をします。

今日の合格発表は、患者様の喜び様からは合格だったと思います。
こんな感じで、患者様から「経過が良い」「手術をやって貰って良かった」と喜んで頂くのが最高に嬉しい瞬間です。

明日も、2回の合格発表があります・・・・。


投稿者: 高田眼科

2012.10.06更新

今日の眼瞼下垂症のご相談が興味深いものでした。

先ず、一人目ですが、他院で眼瞼下垂症を指摘され、そのことで相談したいとのことでした。
診察をしてみると、瞼もしっかり上がっており、眼瞼下垂を認めません。
また、眉毛の挙上さえも認めません。右眼に至っては、逆三白眼な状態でした。(逆に挙がりすぎなぐらいです。)
不思議です!!

患者様への問診を進めていくと、そこの病院ではドクターから
「肩こりはヒドイですか??」 
テープで上眼瞼を挙上してみて「見えやすくなりましたか??」 と質問されたとのことでした。
要するに、その問診に当てはまると、眼瞼下垂症という診断になるとのことでした。

手術の予約は、妊娠中なので取らなかったが、早期に手術すべきであり、放っておくと手遅れになってしまうと言われたそうです。
本人は受けるつもりではいらっしゃるようでしたが・・・・・思わず「現時点で、絶対に、手術を受けるべきでない。」と言ってしまいました。

こんな感じで、眼瞼下垂症の診断は、非常に曖昧な部分があり、ドクターによって、基準が本当に様々です。
ただし、私見として、眼瞼下垂手術において過矯正が一番のトラブルの元だと考えてます。
それゆえに過剰な眼瞼下垂症手術の適応は、過矯正を引き起こし・・・術後が大変なことになってしまいます。
本当に過矯正の修正は大変なのです。

患者様には安易に手術を受けないようにお願いしたいですし、日頃から私も安易に手術を進めないようにしております。
(眼瞼下垂症手術を進めようとするブログで、それを否定する記事を書くのは、矛盾していますが・・・)

そこで、本日は、また別の眼瞼下垂症関連の患者様いらっしゃいました。
この方は、3ヶ月前に、眼瞼下垂症で相談に来られ、その診察の際には、MRD(瞳孔中心から上眼瞼縁までの距離)が
2.0mm程度で明らかな眼瞼下垂症(正常は3.5mm以上)でしたが、結膜炎やドライアイを認めたので、点眼加療をさせて頂いており、今日が経過をみるための再診でした。

面白いことに、今日の診察では、全く眼瞼下垂症を認めません。
本人も、点眼薬の追加を希望されるのみで・・・・前回、あれほど、手術を希望されていたのに、全く触れられません。
「前回、眼瞼下垂のお話しをしましたが、今日は問題ありません。手術を行うかの検討をする予定でしたが・・・必要ないですね。」
という説明をさせて頂きました。

眼瞼下垂症は、手術でしか治らないという説明を我々、ドクターはしがちですが・・・・手術をせずに治ってしまうケースが多々あります。だからこそ、手術の適応については、慎重に考えるべきでないかと考えさせられる1日でした。











投稿者: 高田眼科

2012.10.03更新

高田眼科の高田です。
今回のお話しは、女性の方向けの話ではないのかもしれませんが・・・・・ご了承下さいませ。

私は気になったら、とりあえずやってみる!!という性分なので、多趣味だと人からよく言われますが、
趣味的なモノは、大抵一過性という有様です。
ただし、唯一中断することなく、学生時代からずっと続いている趣味と言えば、唯一モータースポーツがあります。

モータースポーツを極めるというのは、手術を究めていくことと非常に似ているというのが、私の持論です。
(家内に対する言い訳なのかもしれませんが・・・・・)

高価な外国車をサーキットで乗り回す・・・・そういう趣味ではなく、純粋に、車という乗り物を早く走らせることが大好きなのです。
しかしながら、レースでは良い成績を残せていませんが・・・

モータースポーツは、当然、様々な危険(リスク)を伴うものなのですが、事前にリスクを予測し、そのリスクを一つずつ潰していくことで、安全にきちんとした結果を出すことができます。

つまり、手術はモータースポーツと本質が同じであると考えるようになってきた理由として、
常日頃、診療所で手術をしている私の心理状態は、サーキットで車を走らせているドライバー心理とほとんど同じですし、
レースに勝つために、車を準備する、練習する・・・・ 手術を成功裏に終わらせるために、器械をそろえる、腕を磨く・・・・
レースでは、自分の命がかかっていますし、手術では、患者様の目がかかっています。共に、大事なのは、リスクコントロールです。

私は医師になって10年以上経ちましたが、研修時代は、何かの処置、手術に際して、常に、頭の中で沢山の試行錯誤をしておりました。初めてサーキットで車を走らせた時に、事故をしないように、それでいて、早く走らせることを常に試行錯誤していたのと同じです。しかしながら、手術も運転も慣れてくると、試行錯誤は行いますが、その量が圧倒的に少なくなり、試行錯誤の質が変ってきます。もちろん、ほとんどの操作が無意識で行えるようになってきますので、そうなってくると安定した良い結果が付いてくるようになります。

お陰様で、当院での眼瞼下垂手術の件数が増え、年間200件以上のご依頼を受けさせて頂くようになりました。
そうすると、眼瞼下垂症手術についても、以前と比べ、術中での試行錯誤も減りました。
当然、手術時間も、どんどん短くなり、結果についても術者として満足のレベルも、ハイレベルなモノになってきました。
モータースポーツで言うと、まさにベテランドライバーの心境です。

しかしながら、思考の試行錯誤が減るということは、成長のきっかけが減るということに他なりません。
安定志向というのは、術者としてのジレンマであります。

私は、モータースポーツを通して、手術の腕を磨くモチベーションを保つことが非常に大事だと考えるようになりました。
そのために、学会に出席をする、眼瞼下垂を得意にしている他の先生のお話しを聞く、書籍を読む等・・・・
常日頃、努力をすることで、眼瞼下垂症手術での一等賞が取れるように頑張っていきたいと思います!!
(もちろん、レースでも・・・・)









投稿者: 高田眼科

眼瞼下垂なら 高田眼科併設眼瞼下垂治療センターまで

当院では、「何が原因で悪くなってしまったのか」を患者様とともに考え、治療後のよい状態を常に保つことができるよう

な手術を行います。眼科治療を通じて国民の皆様の全身的な健康に寄与することを目標に努力してまいります。

当院では、「何が原因で悪くなってしまったのか」を患者様とともに考え、治療後のよい状態を常に保つことができるような手術を行います。眼科治療を通じて国民の皆様の全身的な健康に寄与することを目標に努力してまいります。

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