2013.01.31更新

日が経つのが早いもので、一月が終わりました。
最近は、お陰様で、非常に多くの眼瞼下垂症手術をこなしております。

沢山の手術をこなしていく中で、
小生は、時々、修行時代のノートに目を通すことを心がけています。

手術に教科書はありますが、教材は残念ながら患者様なのです。
もちろん、失敗は許されません。一つ一つ、手術をこなしながら、過去を振り返って、改善点を探していくことが大事です。

眼瞼下垂症手術は、大御所である、恩師の二木 裕先生に教わっているので、工夫をすることはあっても基本は守るのが大事です。
修行時代のノートには、二木先生が 手術中にくださった解説やアドバイス、小生の質問に対する答えをぎっしり書き込んであります。
そうすると、そのときには、真意が解らなかったけれども、今振り返ると・・・・なるほど!!と思うことが沢山あります。

さて、本題に移りますが、挙筋前転法という手術の形式を行っているのですが・・・・ よく患者さんから質問を頂く、前転法について、その修行時代のノートから抜粋してみます。

ちなみに、マット体操の前転というのがありますが、その前転と同じです。

先ず、手術中の前転前の写真です。
 (まったく、出血をしておらず、かといって、電気メスで焦げ焦げになるほど焼いているわけでもありません。
  非常に綺麗な写真だと思っています。自分のほうが綺麗だという先生がいらっしゃったら、すいません。)

 

(修行時代とは、引っ張り方が変わっているのが判りますが、
手術ノートと比べてみても、手術の術野は、二木先生の教えのとおり、出来ています。)
また、出血がないので、非常に見やすいと思います。

前転についてですが、これから、糸をかけて、ズボンの裾上げのように、たくしあげます。



とりあえず、三箇所を糸で留めております。
この糸は、心臓の血管外科で使用されているものなので、免疫反応は起こりにくいです。
(団子結びなので、大きなものでもありません。)

このように、マット運動の前転のように折りたたむようにして、縫うのが前転法となります。
少し、イメージが湧くのではないでしょうか??

なぜ、折りたたむと上がるのかは、また、別の機会に・・・。


投稿者: 高田眼科

2013.01.06更新

今回のテーマは、瞼のタルミ(弛み)についてのお話です。
手術のご相談において、瞼がたるんでしまったので、治したいという動機の方が意外に多いです。

瞼のたるみの原因は、端的に言えば、皮膚が余ってしまった状況だと言い換えることができます。
余る最大の理由は、加齢による皮膚弛緩ですが、生まれつき、瞼の皮膚が多いケースもあります。

この場合、皮膚を切除するのですが・・・・
施設によって、皮膚を切除する、しないとで分かれます。

皮膚切除に否定的な施設では、やはり、過剰切除によるトラブルを憂慮しての判断だと思いますが、
術後の仕上がりとして、弛みが術前より多くなります。
二重瞼(ふたえ)も奥二重(おくぶたえ)になり、術後の仕上がりの悪さに繋がります。
すなわち、手術したけど、眼のタルミが取れてないという不満ということになります。

当院では、皮膚切除は、なるべく、行うこととしておりますが、やはり、過剰切除を危惧して、
必ず、控えめを意識するように致しております。

当然、皮膚切除の方法としては、眼瞼下垂症手術の際に、同時に、皮膚をとる(睫毛上切除)ことが多いのですが、
眉毛下皮膚切除を行うこともあります。

元来の二重を保存することができ、術中に器具が視界に入らないので不安感が少ないのが、メリットとなります。
ただし、傷跡が直りづらいこと、眉の下という事もあり、傷跡が目立ちやすいのが難点となります。
傷跡が落ち着くまでには、3ヶ月以上かかります。

私見ではありますが、瞼の皮膚が分厚い場合には、この眉毛下皮膚切除が適していると思いますが、
それでも、やはり睫毛上皮膚切開との組み合わせると良いと考えております。

それでも、眼瞼下垂症には様々な手術方法があり、その選択はケースバイケースです。

高田眼科


投稿者: 高田眼科

2013.01.01更新

新年明けまして、おめでとうございます。
いよいよ、新しい一年が始まります。(1月3日より、当院は診療を開始いたします。)

旧年は、非常に沢山の患者様に受診してくださいまして、有難うございました。
微力ながら、皆様の眼の健康のお役に立てたのではないかと考えております。

旧年の総括として、当院は、先ず4月に改装を行い、また、待ち時間解消のために視力検査台やノンコンレフを増やしたり、
古くなったスリットランプ(細隙灯)を新しくしたりとハードの面で進歩がありました。

さらに、ソフトの面では、2月から堀田 喜裕教授のご配慮により、浜松医科大学病院眼科学講座との連携を開始し、
土曜日に輪番ではありますが、浅井竜彦准教授や永瀬康規助教、立花 信貴先生などの
浜松医科大学の先生方による専門外来を始めることが出来ました。
加えて、新都市病院の松本 貢一 眼科部長の診察も隔週ですが日曜日に始まりました。

現代の医療は、高度化著しく、眼科という一見狭そうな分野でも、いろいろと細分化されており、
もちろんオールマイティな部分もありますが、それぞれ眼科医は、スペシャリストとしての得意分野を持っております。

だからこそ、"三人寄れば文殊の知恵"の言葉のとおり、一人の医師だけでの対応ではなく、チーム医療が理想だと常々考えており、その理想に一歩も二歩も近づき、当院の診療レベルが大いに上がったと考えております。

今年で、当院は、浜松の地に開院して、5年目という区切りの年に当たります。
2013年度も、私自身も含めスタッフ一同、技術を磨き、診療所のレベルを上げ、さらに地域医療に貢献していきたいと思います。

高田眼科 院長 高田 尚忠

投稿者: 高田眼科

眼瞼下垂なら 高田眼科併設眼瞼下垂治療センターまで

当院では、「何が原因で悪くなってしまったのか」を患者様とともに考え、治療後のよい状態を常に保つことができるよう

な手術を行います。眼科治療を通じて国民の皆様の全身的な健康に寄与することを目標に努力してまいります。

当院では、「何が原因で悪くなってしまったのか」を患者様とともに考え、治療後のよい状態を常に保つことができるような手術を行います。眼科治療を通じて国民の皆様の全身的な健康に寄与することを目標に努力してまいります。

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