2015.01.11更新

今回は、前回のブログの続きで、特に、手術により、どのように眼瞼下垂症を治すのかを説明したいと思います。

前回、ご提示した眼瞼下垂症のケースの模式図。



これは、結局、眼瞼挙筋腱膜の緩みにより、眼瞼挙筋のストロークが十分、瞼板に伝わらないのがよく解ると思います。
当院で行っている眼瞼挙筋前転法は、この挙筋腱膜の緩みを取り除くことで、治すわけです。
簡単に言えば、腱膜の緩みを折り返して、瞼板に縫い合わせるわけです。


   


前転後は、このような構造になります。



こうすると、眼瞼挙筋腱膜の緩みがなくなり、きちんと瞼が挙がり易くなります。
アニメーションで、ご提示すると・・・・・



これが仕上がりとなります。
前転法は、眼瞼下垂症手術の基本です。
加えて、ミューラー筋も傷付けません。
最大のメリットは、術後の修正が行いやすいことだと考えます。
(縫合糸を外せば、腱膜を緩めることが出来るからです。)

高田眼科


投稿者: 高田眼科

2015.01.08更新

新年、明けましておめでとうございます。
今年最初のブログの更新ですが、
今回から、少し、眼瞼下垂症の基本について、説明させて頂きたいと思います。

先ず、眼瞼下垂症とは・・・・?? 

この質問の答えは、単純で・・・「何らかの原因により瞼が上がらなくなることです。」
それで片付けてしまうと、身も蓋もありませんが、少し掘り下げて説明していきたいと思います。

先ず、手術で直せる眼瞼下垂症と 手術で治せない眼瞼下垂症があります。
手術で直せない眼瞼下垂症とは、神経の障害によるもの(重症筋無力症、動眼神経麻痺)、
筋肉の変性によるもの(筋強直性ジストロフィー、ミトコンドリアミオパチー)などは、
眼瞼下垂症手術では、残念ながら治せません。

手術で直せる眼瞼下垂症の代表的なものは、腱膜性眼瞼下垂と呼ばれるものです。
原因としては、コンタクトレンズの長期使用、加齢性の変化により、眼瞼挙筋腱膜が損傷されることです。

ここに、二つの動画をご提示いたします。

(無断転載禁止)

これは、正常な人の瞼の動きです。この動画は、非常に価値のある動画です。(無断転載禁止)
瞼板(軟骨):緑 を 腱膜:青 を介して、眼瞼挙筋:点線の赤 が引っ張っているのが判ると思います。
これが、腱膜の損傷により、瞼が上がらなくなるのが、眼瞼下垂症となります。
その動画がこちらとなります。

(無断転載禁止)

腱膜が伸びてしまっているので、眼瞼挙筋が正常でも、その力が瞼板に伝わらないのよくわかると思います。
コンタクトレンズの長期の使用や加齢により、腱膜に損傷が起こると、このパターンとなります。

少し長くなってしまいましたので、続きは、次回に・・・・。

高田眼科

投稿者: 高田眼科

眼瞼下垂なら 高田眼科併設眼瞼下垂治療センターまで

当院では、「何が原因で悪くなってしまったのか」を患者様とともに考え、治療後のよい状態を常に保つことができるよう

な手術を行います。眼科治療を通じて国民の皆様の全身的な健康に寄与することを目標に努力してまいります。

当院では、「何が原因で悪くなってしまったのか」を患者様とともに考え、治療後のよい状態を常に保つことができるような手術を行います。眼科治療を通じて国民の皆様の全身的な健康に寄与することを目標に努力してまいります。

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