• 保険での診療が可能
  • 日帰りで手術が可能
  • 高周波メスで傷跡がきれい

スタッフブログ

2015年2月19日 木曜日

サージトロンを使用した結膜弛緩症治療@浜松の高田眼科

眼が乾く、眼がゴロゴロ、かすむ・・・・こういった症状で一番に疑われるのが、ドライアイです。
日常の眼科診療において、ドライアイというのを扱う際に、小生は、ドライアイ症状なのか?ドライアイという病名なのか?を分けて考えるようにしております。

つまり、ドライアイ症状を示す疾患は、たくさん存在しており、例えば、アレルギー性結膜炎、角膜炎、角膜異物など・・・考えられ、
そういったドライアイ症状を呈する疾患の存在が疑われる場合は、それの治療を行い、それらの可能性が無く、
涙の分泌量が減り、また、量は十分でも涙の質が低下によって、角膜の表面の潤いが低下した状態があるのであれば、
ドライアイという診断としております。

ですので、初診において、小生がドライアイという診断を下すことは、本当に稀であります。
小生が思うドライアイという疾患は、主に点眼による対処療法しかなく、治療が長期に及び、なかなか完治させることが難しい疾患だと考えます。

涙液の量の減少に対しては、人工涙液、ヒアルロン酸の点眼を行い、
点眼治療以外には、涙点プラグという治療を行います。また、涙液の質の低下に対しては、ムチン層改善薬、ステロイド点眼、アレルギー点眼などを行うことなります。

それ以外に、ドライアイの原因として、重要なのが涙液の動態異常があります。
まばたき(瞬目)により、涙液は、眼表面全体に行き渡り、潤いを保つのですが、そこに物理的な異常が生じ、十分に涙が行き渡らない状況によるドライアイです。

この涙の動態異常の原因として、結膜弛緩症という疾患が最近、注目されるようになりました。

ここで、写真を提示します。


先ず、Aの写真では、下瞼の際のところに緑色のラインが見えると思います。これは、涙を緑色に染めているのですが、
綺麗に一様な線(涙液メニスカス)になっていると思います。これが正常です。
Bの写真→Cの写真→Dの写真となるに従って、白目の表面の組織(眼球結膜)が弛んでしまっているので、涙液メニスカスが乱れてしまいます。

つまり、涙液メニスカスが乱れる状態を引き起こすのが結膜弛緩症となります。
結膜弛緩症は、60歳以上の高齢者に多く見られる眼球の老化現象の一つです。
瞬目において、眼を閉じた瞬間、眼球は上に向き、眼を開いた瞬間、元の位置に戻ります。(これをBell現象といいます。)

人は、一日に15000回以上、それを繰り返しています。上を向いた瞬間、結膜は伸ばされ、それが蓄積することにより結膜が伸びていくのです。

結膜弛緩症によるドライアイは、薬物治療が難しく、治すには外科的手術が必要となります。

伸びて弛緩した結膜を、三日月に切除して縫合することを行うやり方と 白目から結膜が剥がれている場合もあるので、土台である白目に糸で縫い付けるやり方などがございます。

さらに、結膜を焼き縮めるやり方(焼灼法)というのもあり、非常に簡単に行うことができます。

当院としては、それぞれの方法にメリット、デメリットがあり、ご相談に応じて、それぞれ行うことが出来ますが、特にお勧めなのが、サージトロンを使用した焼灼法です。

局所麻酔を行い、緩んだ結膜をピンセットで摘み、サージトロンで焼き縮める形です。
15分程度の施術で終わり、術後、暫く、点眼をするだけとなります。

長年、ドライアイで悩まされており、点眼が長期に及んでいるような方は、一度、高田眼科を受診されて見られたら如何でしょうか??

投稿者 高田眼科 | 記事URL

2015年2月19日 木曜日

最新の高周波メス サージトロンを使って思うこと:眼瞼下垂症手術こぼれ話@浜松の高田眼科

当院の眼瞼下垂症手術の肝になる道具の一つとして、高周波メス、つまり、サージトロンがございます。
私は、瞼の手術を行うようになってから、すでに、5種類のサージトロンを使ってまいりました。(高周波メスも、いくつかのメーカーから販売されておりますが、Ellmanの高周波メス サージトロンが一番の性能を誇っております。)


①師匠の二木裕先生が愛用されていた サージトロンFFPF 
②初めて、自分で購入した サージトロン EMC
③浜松労災病院で採用されている サージトロン S5
④去年まで使用していた(現在は、バックアップ用の予備機) サージトロンDUAL
⑤そして、昨年末に導入しました、現在使用している最新機種 サージトロン ペレヴェ 


        

基本的な性能は、実は、殆ど、変化していないのですが、どんどん、新しくなるにつれて、真空管ラジオからトランジスターラジオになったような進化をしたと私は感じています。
というのも、高周波メスを使用した手術を英語では、ラジオサージェリー(R
adiosurgery)といい、ラジオ波手術といいます。つまり、ラジオ波=高周波を使用した手術となり、電気メスの手術とは別の手術となります。

サージトロンの機械構造もラジオのアンプと同様の構造になっているのです。ですから、
初期のサージトロンFFPFには、真空管が使われたりしています・・・。


真空管ラジオもトランジスターラジオも結局は、ラジオを聴くという意味では、同じ仕事しか出来ないのかもしれませんが、
その根本的な構造の変化によって、壊れないという意味、つまり、安定性という意味で頑丈になったと言えます。


サージトロンEMCを使用していた頃は、使いすぎると基盤が焼けてしまい、何度か壊してしまい、結局、当時は2台のEMCを揃え
交互に使用するなどで対応しておりました。(当時としては、非常に贅沢な使い方だったと思います。)

今、当院でメインで使用している最新機種 サージトロン ペレヴェは、長時間使用しても壊れません。
ですので、予備機のサージトロン DUALの出番が殆ど、ゼロになってしまい。本当のバックアップになってしまいました。

ということで、サージトロン超ヘビーユーザーの私は、金属のメスやハサミを使わずに、機械の故障を全く、気にせず、手術をすることができるようになり、さらには、この最新機種は低出力での高周波の波形が安定しており、今まで以上に、低侵襲な手術が出来るようになりました。
結果、今までよりも、腫れない手術、出血が少ない手術となったと実感しております。

高田眼科

投稿者 高田眼科 | 記事URL

2015年2月18日 水曜日

薬の副作用による眼瞼痙攣(けいれん):眼瞼下垂こぼれ話@浜松の高田眼科

以前にも、眼瞼下垂症を引き起こす疾患として、眼瞼痙攣をお話をさせて頂いたと思います。

眼瞼痙攣は脳に何らかの原因により不具合が起こり、誤った過剰な信号が瞼の筋肉(眼輪筋等)に送られてしまい、瞼の筋肉が過緊張となり、眼が開かなくなる、瞬目(まばたき)が出来なくなる疾患です。

当院でも、多数の患者様が眼瞼下垂症ではなく、眼瞼痙攣として診断し、治療を行っているのが現状です。
当院で初めて、眼瞼痙攣と診断された場合、ドライアイと診断され、ドライアイの長期間点眼加療を行われていたり、あるいは、眼瞼下垂症と診断され、手術を受けてしまっているような場合もあります。
また、状況を複雑にしているのが、眼瞼下垂症と眼瞼痙攣が合併しているようなケース、つまり、
眼瞼下垂症でもあり、眼瞼痙攣でもあるようなケースもあり、難しくしております。

私自身、どんなに安全な手術だとしても手術は最終手段であり、眼瞼下垂症は手術治療でしか治らないと考えていますので、
眼瞼痙攣を疑った場合には、眼瞼痙攣の第一選択であるBOTOX治療を行うこととなります。

つまり、BOTOX治療が奏効する場合は、眼瞼痙攣と判断し、眼瞼下垂症手術はせず、BOTOX治療の継続を勧めていきます。
そして、BOTOX治療が効かない場合には、眼瞼下垂症手術を行うこととしております。その際、ミューラー筋の障害が眼瞼痙攣を増悪させますので、特に、注意をして眼瞼下垂症手術を行うことが必要となります。その場合には、私が得意としている眼瞼挙筋前転法は、ミューラー筋を傷つけませんので、比較的安全だと考えます。

しかしながら、一部の精神科の内服薬、睡眠薬を長期間内服により、眼瞼痙攣を引き起こすことがあり、そういった方のBOTOX治療の効果が少ないのが、問題だと私は考えております。やはり、薬の副作用を薬で中和するような形となるので、BOTOXが効きにくいと考えております。
しかも、そういった内服薬は、他科(他院)で出されており、患者本人も、処方医も気付いていないことが多いのです。
そこで、眼瞼痙攣の改善を考え、内服薬の変更を検討するのですが、どうしても、患者本人と処方医の理解が得られず、また、変更して頂いたとしても、内服薬の離脱による症状の悪化をきたし、内服を戻さざる得ないケースがあり、それでは八方塞となります。
結局は、根気よく、患者本人、そして、処方医の先生とお話をし、説得をし内服を変更していくことが解決策でありますが、それが、また、非常に難しい・・・・・。

高田眼科


投稿者 高田眼科 | 記事URL

2015年2月18日 水曜日

(保険請求について:part 2)眼瞼下垂症こぼれ話@浜松の高田眼科



今回は、前回の保険請求についての補足説明を致したいと思います。

手術給付金は、加入された保険の約款に従って、手術ごとに決められた金額が支払われます。
前回の内容では、入院手術の方が手術給付に加え、入院給付を受けられるということでした。
全体的な費用が安くなるとは一概には言えません。というのは、、入院には何かとお金がかかるので、最終的に費用が高くなる場合もあります。

加えて、実は、右眼と左眼は別々の部位として扱われるので、異なる日に手術していれば、それぞれの手術に対して給付金を受けられます。
逆に、同日に両眼同時手術を行った場合は、まとめて一度の手術ということになり、一回分の手術給付になります。
さらに、不幸ながら修正手術になった場合でも、手術給付を受けることができます。

当院での眼瞼下垂症手術は、両眼同時手術と、1週間の間隔で左右を分けて手術をするという選択が出来ます。

したがって、左右を分けて、別々の日に手術を行った場合のメリットとして、
①手術給付が2回分受けられる。
②眼帯で隠すことができるので、社会生活の制限が少なく出来る。
ということが挙げられます。
デメリットとしては、どうしても受診回数が多くなってしまうことが考えられます。
遠方の方にとっては、時間と交通費が余分にかかることとなります。
また、術者から見れば、左右差を合わせることには高度なテクニックが必要となり、また、消耗品が2倍かかるデメリットもあり、通常のドクターは、同時手術を好みます。

高田眼科の眼瞼下垂症手術は、非常に拘っておりますので、いろいろな患者様のご希望や背景に合わせて、様々な対応ができるように工夫をしております。

高田眼科

投稿者 高田眼科 | 記事URL

2015年2月15日 日曜日

(保険請求について:part 1)眼瞼下垂症こぼれ話@浜松の高田眼科



今回は、眼瞼下垂症手術の費用のお話をしたいと思います。
眼瞼下垂症手術を出来るだけ、安く受けたいとお考えの場合、加入されている保険を活用されることが大事だと思います。

高田眼科での眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法:K219-1)は、原則、保険診療に則り、手術を行っておりますので、医療保険に加入されている場合には、保険会社に手術給付の請求が出来ます。


医療保険に加入されてなくても、生命保険に加入されている場合では、大多数の方が医療特約を付けておられると思いますので、ご利用が可能な場合が多いので注意が必要です。

ここで、注意しなければならないのが、当院での手術は、日帰り外来手術であり、日帰り入院手術ではございません。(逆に、提携先の浜松労災病院での眼瞼下垂症手術は、入院手術となります。)

日帰り入院手術も含め、入院手術かどうかは、会計時に医療機関が発行する明細書に「入院基本料」が算定されているかどうかで保険会社は判断します。医療機関が
「入院基本料」を算定するには、入院施設が必要なので、入院施設のない高田眼科での手術は、全て日帰り外来手術となり、提携先の浜松労災病院での眼瞼下垂症手術は、入院が前提となりますので、全て入院手術となります。

普通、日帰り外来手術でも入院手術でも手術給付金は支払われますが、一部の保険会社(かんぽ生命)では、入院しないと給付を受けることができないことがありますので、注意が必要です。

これらの細かい取り決めは、約款というもので定められており、この約款は、保険会社により、細かく異なっておりますが、給付を受けることができれば、随分と手術費用の負担が減りますので、一度、ご確認をされると良いかと思います。

当院が、浜松労災病院での「入院手術」を始めた理由として、患者様に「入院手術」という付加サービスをご提供することで、結果、場合によっては、患者様の費用的な負担が減らせるメリットがあると考えたからです。

高田眼科


投稿者 高田眼科 | 記事URL

新着情報

一覧を見る

2016/12/29

年末年始の診療について
当院は、12月30日の17時にて、診療を終了し、
年明け、1月5日((木)より通常通り診療を開始したします。

アクセス


大きな地図で見る
■所在地:
浜松市東区天王町字諏訪1981-3
イオンモール浜松市野1F
■最寄駅:
浜松駅
■診療時間:
9:00~12:30/14:30~18:30
日曜日、祝日のみ終了時間が変更になり
9:00~12:30/14:30~17:00です。
■定休日:水曜日・施設休館日

お問い合わせ 詳しくはこちら
モバイルサイトはこちら