2015.08.26更新

今回は、麻酔についての当院でのコダワリを説明したいと思います。

当院での眼瞼下垂症手術の麻酔は、局所麻酔で行っております。
言ってしまえば、歯医者さんで一般的に使用されている注射の麻酔です。
その注射を極細の針を使用して、瞼の皮膚に注射をいたします。
当院では、瞼の裏、つまり、結膜には注射をしておりません。
疼痛(傷み)が強いのですし、必要がないのです。
(眼瞼下垂症手術の体験談で話題になる ヒドイ麻酔の痛みは結膜への注射が大きいと思いますし、
麻酔の針が見えますから、精神的な負担は強いとも言えます。)

さて、麻酔をすることで、
①手術中の痛みを無くすこと
②出血を抑えること
が出来ます。麻酔が効かない方は、出血が多かったりします。
これは、局所麻酔には、エピネフリンという血管を収縮させる成分が入っております。
これにより、出血が抑えられるのですが、麻酔の効果時間を長くするメリットもあります。

ドクターによっては、2種類の麻酔を混合して局所麻酔を行っておりますが、混ぜることで
エピネフリンの濃度が下がり、出血が増え、また、逆に、麻酔の効果時間が少なることと思い、
当院では、単剤で行っております。(異論はあると思いますが・・・・、私のコダワリです。)

眼瞼下垂症手術において、麻酔が悪い方向に働くことがあります。それは、筋肉への作用です。
麻酔をすると筋肉が痺れます。
眼瞼下垂症手術は、言ってしまえば、筋肉(眼輪筋、眼瞼挙筋、ミューラー筋)を調整する手術ですから、
麻酔が効きすぎると、術中の眼瞼下垂症手術の効果の判定に影響が出ます。
つまり、筋肉に麻酔が強く作用すると、筋肉が痺れ、開瞼が、極端に弱くなります。
当然、麻酔が切れると、術後、筋肉の痺れが取れ、過矯正になります。
それが、眼瞼下垂症における予期せぬ術後の過矯正のメカニズムなのです。
追加の麻酔を行いすぎると、このようなことが起こりやすいと言えます。

また、麻酔は、液体ですから、注射をすることで、組織が膨らむことで、volumeが変わります。
膨らんだ組織を正確に切除するのも難しくなります。

術者は、患者さんからの痛みの訴えがあれば、麻酔を追加します。
それを繰り返せば繰り返すほど、手術の難易度が上がるのです。

私自身も、追加の麻酔を全くしないわけではありませんが、追加しないで済むように
手術が早く終わるように工夫しているわけなのです。




投稿者: 高田眼科

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当院では、「何が原因で悪くなってしまったのか」を患者様とともに考え、治療後のよい状態を常に保つことができるよう

な手術を行います。眼科治療を通じて国民の皆様の全身的な健康に寄与することを目標に努力してまいります。

当院では、「何が原因で悪くなってしまったのか」を患者様とともに考え、治療後のよい状態を常に保つことができるような手術を行います。眼科治療を通じて国民の皆様の全身的な健康に寄与することを目標に努力してまいります。

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