2016.02.17更新

※2020.3.12 記事内容の修正・更新を行いました。


 

◼︎まぶたの働き

私たちは普段、特に意識することなく、まぶたを開いたり閉じたり、まばたきを繰り返していますが、このまぶたの働きや構造に問題が生じている際に、「眼瞼下垂(がんけんかすい)」が発生するのです。


まぶたは、上まぶたと下まぶたで一組になっていて、表面は薄い皮膚で覆われ、裏側は結膜とつながっています。
物を見るときはまぶたを開き、眠るときはまぶたを閉じますが、ホコリや光などを感じたときは、瞬時に閉じて眼球にフタをするように保護する役割があります。

また、閉じたり開いたりしてまばたきをすることで、塩分を含む液体でもある涙を出して汚れを洗い流したり、目の表面に涙の膜を作って、目が開いた状態でも目が乾かないように保護する働きも行っています。


人がこのように、まぶたの開け閉めを行う際は、主に「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」、「ミュラー筋」、「前頭筋(ぜんとうきん)」、「眼輪筋(がんりんきん)」の4つの筋肉を使っています。

特に眼瞼挙筋は、まぶたを上げる際の動力となる筋肉で、「眼瞼下垂(がんけんかすい)」の重要な要因となります。



◼︎まぶたの開け閉め

まぶたを上げる(あける)ときに大きな力になる筋肉が眼瞼挙筋で、この筋肉はまぶたの後ろにあって、まぶたの先に近づくにつれて「挙筋腱膜(きょきんけんまく)」という薄くて堅い膜になり、まぶたの先端部分にある「瞼板(けんばん)」という板状になった軟骨の前面に付着しています。

まぶたは、まず脳から眼瞼挙筋に信号が送られ、この筋肉が縮んで挙筋腱膜を介して瞼板が上へ引っ張られることによって上がります。例えるなら、マリオネット人形のようなイメージです。


また、眼瞼挙筋の裏側で瞼板に直接つながっているのが「ミュラー筋」で、この筋肉も補助的にまぶたを上げる働きをしています。体全体につながる筋肉で、肩こりや腰痛などの原因ともなると言われております。

ミュラー筋は、びっくりした時や怒った時に、目を見開く際に使われる筋肉です。


前頭筋は、眉毛の上から頭頂部付近まで縦に伸びている筋肉で、眉毛を上げる役割を果たし、同時に額にシワを作ることになります。目を見開くようにまぶたをあける場合がありますが、このときは前頭筋を使っているのです。

眼瞼下垂症になった際には、一般的に、この前頭筋による代償が働きます。

結果として、眼瞼下垂症になると、眉が上がり、額にシワが入ります。


一方で、まぶたを閉じる際に使う筋肉が、眼輪筋です。

上まぶたから下まぶたにかけて、その名の通り輪のようにまぶたの周囲をくるくると同心円状に取り囲むようについていて、これが収縮することでまぶたが閉じられます。


眼球を上に回転させ白目をむくようなときに使われる「上直筋(じょうちょくきん)」を、まぶたを上げる筋肉に含ませることもあります。

投稿者: 高田眼科

眼瞼下垂なら 高田眼科併設眼瞼下垂治療センターまで

当院では、「何が原因で悪くなってしまったのか」を患者様とともに考え、治療後のよい状態を常に保つことができるよう

な手術を行います。眼科治療を通じて国民の皆様の全身的な健康に寄与することを目標に努力してまいります。

当院では、「何が原因で悪くなってしまったのか」を患者様とともに考え、治療後のよい状態を常に保つことができるような手術を行います。眼科治療を通じて国民の皆様の全身的な健康に寄与することを目標に努力してまいります。

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