2020.08.02更新

眼瞼下垂症手術後の左右差

眼瞼下垂症手術を検討されている方にとって、歌手の和田アキ子さんの手術結果があまりにも不出来な状態だったことは非常にインパクトがあった事件でした。

和田アキ子さんの左右差があり、しかも、三角目・・・テントになっている姿を見て、ほとんどの方が眼瞼下垂症手術の怖さを知ったと思います。

和田アキ子さんのような有名な芸能人の執刀医となると、相当な腕のドクターが担当されたはずだと普通思われるはずですから、余計に眼瞼下垂症手術についてのマイナスイメージが増幅されたと思います。

もちろん、高田眼科(ひとみ眼科)での手術ではありません。

もし、わたしだったら・・・もっともっと、眼瞼下垂症手術は良いものだと世の中の人に知って頂ける機会になったと思ってはいますが、当然、眼瞼下垂症は難しいものですので、絶対はありませんね。

和田アキ子さん ご本人も、後日、手術が失敗だったと仰っており、実際に、他の病院で修正手術を受けられ、多少マシになったと思います。

結局、眼瞼下垂症が難しいのは、機能的な要素と審美的な要素の両方がきちんとしたものでないといけないからです。


機能的な要素には、瞼の開け閉めがしっかりできることであり、目を開いている時、目を閉じている時、そして、開け閉めの動作の中の動きの滑らかさまでがあると思います。

細かく言えば、術後ドライアイなども、その要素に含まれていると思います。

そして、審美的な要素しては、瞼のアーチの形、睫毛の向き、二重の幅や形、そして、目が二つあるという意味での左右差の有無があるかと思います。

今回は、この左右差について、スポットを当てて、高田眼科(ひとみ眼科)のこだわりについてお話をしてみたいと思います。


①デザインについてこだわる


高田眼科(ひとみ眼科)では、スキンペン(医療用マーカー)を使いません。

なぜなら、スキンペンの線が太すぎて、使い物にならないと考えております。

代わりに、高田眼科(ひとみ眼科)では、綿棒の木の軸を尖らせたもので、ピオクタニン溶液を使って、極細の線をひいております。

極細の線でのデザインでこそ、綺麗な仕上がりの第一歩だと思っております。


②麻酔の量についてこだわる


 

高田眼科(ひとみ眼科)では、使用する麻酔の量は厳密に管理しております。

麻酔には、痛みを取る作用と、筋肉を麻痺させる作用があります。眼瞼下垂症において、極力、筋肉を麻痺させずに、痛みだけとる麻酔が必要となり、最小限の麻酔で済むように絞って使います。

加えて、左右同時に行う際には、麻酔の効き具合を左右とも同じにしないといけません。

デザイン確定の前に、追加の麻酔を行うことがないようにしております。

手術結果の良くない医師の手術は、手術時間が長くなりすぎて、追加の麻酔を行わざる得ません。

そうすることで、デザインが崩れるからです。

麻酔は、基本的に40分を過ぎると、切れてきます。

したがって、眼瞼下垂症手術の手術時間が40分を超える場合、失敗するリスクが格段に上がっていくとお考えいただいて差し支えありません。

高田眼科(ひとみ眼科)に他院修正のご相談に来られる方々のほとんどが、前医の手術時間が非常に長いことが多いことからもわかります。

中には、両眼で5時間・・・7時間・・・とか仰られているケースも、実際にございます。

高田眼科(ひとみ眼科)が、両眼40分以内の手術にこだわる理由がそこにあります。



③切除する組織は左右同量であることにこだわる


 

高田眼科(ひとみ眼科)では、切除する組織は、左右別々に置くようにして、目で確認して、分かるようにしております。

術前、目の上がり方の左右差はあっても、皮膚の余剰、瞼の厚みなどの違いには差がない人が殆どです。

したがって、術後の左右差が出さないために、同じところを切開し、同じように組織を切除する・・・当たり前のことだと思います。


④術中のデザイン確認にこだわる


高田眼科(ひとみ眼科)の術中のデザイン確認は、少なくとも4回行っております。

眼瞼挙筋腱膜の前転固定を行う前に確認。そして、仮決めして、確認。微調整し、本締めして、確認。そして、皮膚縫合して確認。

途中、ご本人にも鏡を自分の手で持っていただいて、ご自身で確認することを徹底しております。

これは、全ての眼瞼下垂症手術で行っております。

ご希望されれば、お付き添いのご家族にも見ていただくこともしております。

術中に完璧に左右差なく、綺麗な仕上がりになっていれば、その後の術後の経過においてのデザインの乱れが起こることは非常に少ないと考えております。

術中の仕上がりに自信があるからこそ、見せられると考えていただいても差し支えありません。

つまり、術中にキチンとした結果が出ていることに納得していただければ、術後の経過観察でのご本人の不安解消に繋がると考えているからです。


⑤手術の早さにこだわる


どんなに上手く手術を行っても、翌日は、それなりに腫れてしまいます。

その状態を鏡で見たときに、冷静にいられるための心の拠り所になるのが、術中に確認した素晴らしい結果だと思います。

「今は腫れているけど、術中に見たような感じに良くなる」と自信が持てるからです。

逆に、長時間にわたる手術となってしまう施設だと、術中の確認の時点で、酷く腫れており、デザイン性とかもあったものではありません。

つまり、手術時間が短くなれば、術中の確認時点での腫れも少なく、その分、術中の確認時点のデザインと、最終的な傷が落ち着いた時のデザインとの違いなくなるわけです。

高田眼科(ひとみ眼科)の手術結果が良いのは、単純に手術が早いからです。


⑥顕微鏡、カメラでの確認にこだわる


手術中にデザインをするわけですが、いろんな手段での確認方法を行っております。

まずは、顕微鏡を通して、角膜(黒目)に対する瞼の被り方の違いに注目をし、左右差がないことを確認した上で、患者様ご本人に手鏡をお持ち頂いた上での確認も非常に重要です。

麻酔をしていると、感覚が麻痺している状態ですので、鏡を見ずに開瞼の状態を確認しても、実は不十分なことが多いからです。

手鏡を使って、しっかり確認してこそ、誤差の少ない眼瞼下垂手術となります。

加えて、当院では、専用のカメラで、手術途中にも写真を撮って、確認をするようにもしております。

このように、多角的な方法で、確認することが非常に重要になります。



投稿者: 高田眼科

2020.07.01更新

[祝!!]お陰様で、この眼瞼下垂症ブログがGoogle検索順位1位を獲得しました。


スクリーンショット検索順位一位


今は、インターネットが普段の生活で、情報収集において欠かせないツールとなったことは、当たり前のこととなりました。

昔から、ちょこちょことblogの記事を書いてきましたが、いつの間にか、こんなにも多くの記事となりました。

記事数も、200記事に迫るぐらいの量となり、眼瞼下垂症に特化したブログでは、最大級のものだと思います。

気がついたら、Googleでのサイトの検索評価で、一位を維持できるようになりました。

最新のGoogle検索ロボットは、文脈を読むこともでき、内容をも精査して、順位を付けると言われております。

個人的には、出来るだけ、わかりやすい説明、イメージしやすい例え話を用いて、多くの症例から得られた経験をブログの記事に表現できれば・・・

と思っておりましたので、今回の評価は非常に嬉しいものです。

今後も、地道に情報発信をしていきたいと思います。

今回は、Googleアナリティクスで解析した 人気記事をまとめてみました。

ご興味のある方は、是非、読んでみてください。


>>>眼形成外科医 高田医師による眼瞼下垂症ブログ 人気記事まとめ はこちら


 

投稿者: 高田眼科

2020.06.24更新

ボットクス注射を検討する女性

 昨日の記事にあるように、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)、片側顔面痙攣(けいれん)に、使用されるボットクス注射ですが・・・

これまで、ボトックスに触れることが多く、私自信としても、これまで様々な使い方を行っております。

保険適応の治療としては、斜視治療、脇汗治療というものがあり行っております。

隣接する歯科医院(NSデンタルオフィス)の鈴木宏尚先生からも、歯ぎしりや顎関節症の治療として、Botox注射を依頼され行うこともあります。

そういったところまで、ボトックス注射を掘り下げているサイトがありませんでしたので、解説してみたいと思います


ー斜視への応用ー

斜視のイラスト 

以前の記事にあるように、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)、片側顔面痙攣(けいれん)に、使用されるボットクス注射ですが・・・

 

斜視にも使用することが可能です。

 

ボトックスは、ボツリヌス菌から生成されたボツリヌス毒素を使用して、筋肉の動きを止めることができます。

 

したがって、保険診療において、原因となっている筋肉について、注射することで、斜視の症状を抑えることができます。

 

筋肉に確実に効かせるためには、特殊な筋電図が付いた針を使って、確実に斜視の原因となっている外眼筋にボトックスを注射するため、

 

施行できる施設は少ないです。

 

高田眼科では、この度、この特殊な筋電図を採用しましたので、斜視で悩んでいる方、ご相談いただければ幸いです。

 


 ー脇汗・ワキガへの応用ー

 汗を多くかく病気(多汗症)の中でも特に脇に集中することを腋窩多汗症と言い、日本人において約10%程度の人に認められる頻度の高い病気です。

腋窩の発汗は、精神的な面からも温度の面からも影響されます。

いつの間にか、わき汗がびっしょりになってしまうという嫌な経験をされる方も多いのではないでしょうか。

腋窩多汗症は、脇汗に怯えるという意味で精神的なダメージを与え、社会生活の質を著しく低下させてしまいます。

昔は、脇にある汗腺を外科的に減らすような手術を行うしかなかったのですが、

ボトックス注射で簡単に抑えることができます。

最近では、重症なケースに限られますが、保険適応となり、3割負担の方でも、約30000円程度の自己負担で治療を受けることができるようになりました。


ボツリヌス毒素は、筋肉の動きのスイッチであるアセチルコリンレセプター(受容体)を特異的に阻害することで、筋肉を動かなくするのですが・・・

アセチルコリンレセプターは、汗を出す組織である汗腺においてもスイッチとして働きます。つまり、ボトックスは、汗を出すスイッチであるアセチルコリンレセプターもブロックしますので、打った部分の汗が止まります。

額に打てば、額の汗が出にくくなります・・・そして、夏に脇汗で悩んでる方も多いと思いますが、脇に打てば、脇汗を大幅に減らすことが可能となります。

 


ー歯科への応用:歯ぎしり、顎関節症ー

顎関節症の写真

 先にも述べさせて頂きましたが、ボトックス注射は、シワ取り注射として、美容外科では盛んに使用されるプチ整形の代表的な手段です。

ボトックスは、ボツリヌス菌という細菌が作り出す毒素、ボツリヌス毒素を精製して作られる薬剤です。

ボツリヌス毒素は、非常に強いアセチルコリン受容体(レセプター)の阻害剤で、効果しては、筋肉の弛緩作用です。

つまり、ボトックスを注射した部分の筋肉は、数ヶ月、弛緩し、動かなくなります。

そのことで、顔に出てくる表情筋によるシワを消すことができます。

定期的に注射することで、筋肉が痩せることで、長期にわたってシワが出なくなるようにもなります。

これが、一般的に知られている使用方法ですが、歯科の疾患にも有用に使用することができます。


歯が欠けやすかったり、歯が折れたりしやすい

歯周病を発症しやすい

顎関節症を発症しやすい

エラが張ってくる


こんな症状はありませんか??

つまり、歯ぎしりや食いしばりを行っていると、その際には歯に体重の1.5倍近い力が加わっていると言われています。

そして、歯ぎしりや食いしばりによって、頬にある咬筋の発達し、顔のエラが張る原因になると言われています。

そして、ボトックス注射をこの咬筋に行うことでそれらの力や働きを緩和させることができるのです。

 


▶︎▶︎この「歯ぎしり」については、高田眼科隣接の「NSデンタルクリニック」の顎関節症の記事をご覧になってみてください。


 

高田眼科では、眼瞼下垂症に対して、特に力を入れて治療をしておりますが、その限られた疾患に特化することで、

逆に、得られた知識や経験が診療の幅を広げて行ってくれます。

 

 

投稿者: 高田眼科

2020.06.23更新

 眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)のイラスト


  高田眼科(ひとみ眼科)は、眼瞼に強みを持った眼科なので、眼瞼下垂症に限らず、様々な眼瞼疾患の患者さんが来られます。


特に、眼瞼下垂症ではないかと考えれて来られても、診察の結果、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)と診断されることが多くあります。

また、似た疾患としては、片側顔面痙攣というのもあります。

それらの治療として、ボトックス注射治療というのが、第一選択となります。


■眼瞼下垂症と眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)は、似てるけど・・・


アクセルとブレーキのイラスト
 眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)と眼瞼下垂症というのは、どちらも、瞼が開きづらくなるという意味では、同じ疾患となりますが、


実は、内容としては、全くのあべこべの疾患だったりします。

どういうことかいうと、車を運転していて、アクセルを踏んでも、車のスピードが出なくなった状況を想像してみていただけますか??

その際に、考えられる故障原因は、まず第一に、車のエンジンが壊れてしまった場合が想定されるでしょう。

次に想定されるのは、ブレーキの故障です。ブレーキの調子が悪くなり、ずっと、ブレーキが効きっぱなしになったとしたら、車のスピードは出なくなるからです。

つまり、眼瞼下垂症というのは、瞼を上げる筋肉、特に、眼瞼挙筋に異常が出てしまい上がらなくなってしまう・・・いわば、アクセルの故障と言えます。

そして、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)は、瞼を閉じる筋肉、眼輪筋が勝手に常に働くことで、常に閉じようとしてしまい、目が開きにくくなる状態・・・いわば、ブレーキの故障となるわけです。

したがって、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)なのに、眼瞼下垂症手術を行ってしまうと、筋肉同士の綱引きに無理が掛かって、ツラいツラい術後後遺症となってしまいます。



■ミュラー筋を傷つける手術は、行うべきではない理由



ミュラー筋手術禁止
 高田眼科(ひとみ眼科)では、眼瞼下垂症手術において、ミュラー筋を傷つけない手術が一番だと考えているのは、眼瞼下垂症術後合併症の術後眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)が非常に問題があるからです。


つまり、ミュラー筋を傷つける手術は、術後眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)が発生しやすいと考えているからです。

術前から、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)がある患者様に、不用意に眼瞼下垂症手術を行い、結果として、ミュラー筋を傷つけることになれば、高確率で術後眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)で悩まされることになります。


そこで、ポイントとなるのは、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)と眼瞼下垂症の見極め方です。


■眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)の見極めのポイント


  正確に言えば、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)と眼瞼下垂症は合併することが多いですので、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)があるのか?ないのか?ということを見極めることです。


眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)の特徴的な症状は、実は、羞明(しゅうめい)です。

羞明とは、光を眩しく感じることです。

眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)を持つ方のほとんどのケースで、光の眩しさ(羞明)の訴えがあります。

眩しさを感じる代表的な疾患としては、白内障がありますが、白内障の眩しさというのは、光が急に視界に入った時に強く自覚する眩しさです。

白内障は、水晶体が濁る疾患で、光が入ることで、水晶体で乱反射を起こすことで眩しさを感じるからです。

ある意味、瞳孔が閉じれば、眩しさがかなり減るともいえ、一瞬眩しくても、すぐに順応できるイメージです。

そして、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)は、光のセンサーである網膜・・・そして、その光情報を処理する脳が過敏になることで、光を感じ過ぎる状態ですので、

周囲の光が強いだけで、眩しく感じます。そして、光に順応することなく、周りが明るければ、ずーーっと眩しさが続く感じです。

ですので、日中、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)の患者さんは、外を歩いていると、目を閉じているので、人にぶつかったり、看板や電柱などにぶつかるようなエピソードを持つ方が多いです。

高田眼科(ひとみ眼科)では、眼瞼下垂症のご相談を来られたら、まずは、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)の可能性を必ず検討します、そして、しなければなりません。

眼瞼下垂症手術の治療は、唯一、手術です。一旦手術をすると、元には戻せません。

手術は、言ってしまえば、必ず、成功を約束されたものではなく、あくまで、非常手段です。

100%にするためには、最大限近づける要素して、適応外のケースに手術を行わないことは、第一前提です。

高田眼科(ひとみ眼科)でも、かなりの成功率を誇っておりますが、残念ながら100%ではありませんが、それに近づける努力、工夫、経験から得られた手法を大事にしてます。


■眼瞼下垂症手術前に眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)が見つかった実際の事例


 先日、ひとみ眼科に眼瞼下垂症で相談に来られた患者様がいらっしゃいました。

その方を診察してみて、光の眩しさは、もちろんのこと、瞬き(まばたき)の多さなどが気になり、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)の可能性をお伝えしました。

しかしながら、「眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)で、今まで、7度もボトックス注射を別の病院で受けて来たけど、全く効かなかった。残された方法は眼瞼下垂症手術だと思って来ました。」とその患者様は答えられました。

眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)の第一選択の治療は、実は、ボトックス注射ですが、特効薬のように効くこともあるのですが、全く効かないこともあります。

そして、打ち方も、ある程度の指針がありますが、安定して効かせるにも工夫が必要だったります。

その時には、眼瞼下垂症手術を念頭において、一度だけ、ボトックス注射をお願いすることで、了承を得て、注射を行いました。

結果としては、打った瞬間から、「目が開きやすくなった・・・」そして、「今までの注射は、なんだったのか?」と。

眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)の診断については、速瞬テスト、ポンポコポンテストなどの瞬き(まばたき)を使った身体的検査がありますが、結局は、ボトックス注射が効くか?どうか?で見極める部分があります。

つまり、対応した治療が効果あれば、逆説的に、その疾患の診断が確定する。診断的治療ともいうべきやり方が医療にはありますが、ボトックス注射は、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)において、診断的治療となります。

しかしながら、ボトックス注射は、非常に効き方に波があり、ちょっとしたコツがあります。

今回のケースでは、高田眼科(ひとみ眼科)で行っているボトックス注射のやり方が、非常に効果的であったと言えます。

この患者様は、ボトックス注射の効果に大変満足されましたが、やはり、眼瞼下垂症の合併もあることから、手術を前向きに検討していただき、手術を受けてくださりました。

もちろん、手術方法は、ミュラー筋を傷つけないTKD切開・ファシアリリース法で行い、現在、経過良好にて様子をみております。


>>高田眼科(ひとみ眼科)オリジナル眼瞼下垂手術方法:TKD切開・ファシアリリース法については、こちら!!

 



逆に、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)に気づかず、ミュラー筋に負担がかかるような眼瞼下垂症手術方法を行ったとしたら、術後眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)に、患者様本人は悩まされ、術者も対応に苦慮するはずです。

この場合、術後眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)と診断し、眼輪筋切除術を行うべく、今度は下眼瞼(したまぶた)の手術を提案され、追加手術を行うことになるかと思います。

しかしながら、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)治療ガイドラインでも指摘されているように、眼瞼痙攣(眼瞼けいれん)に対しての外科的手術は、一時的な効果しかなく、再発率が多く、結局は、ボトックス注射を強いられます。

さらには、傷跡、瘢痕組織にボトックス注射を打つものですから、相当に痛みを伴うもになり・・・患者様本人は非常にツライものになります。

一旦手術をすると、後に戻ることは出来ません。

したがって、手術方法を選択する際には、ドクターとしては必ず、患者様のメリットとデメリットを考え、患者様が術後喜んでいただける、満足していただける期待値が高い場合を常に考えることが大事です。

手術という言葉は、万能のように聞こえる魔法の言葉ですが、その実、全く万能ではありません。

高田眼科(ひとみ眼科)としては、そのことを常に考え、緊急性がない限りにおいて、手術ではない治療法を模索するという診療スタイルが非常に大事だと考えております。

 

投稿者: 高田眼科

2020.05.30更新

■理想とされる二重瞼の答えは、化粧品売り場にあり


 

 

二重瞼のイラスト


一重瞼(ひとえまぶた)が標準である日本人にとって、二重瞼(ふたえまぶた)に憧れる方は多いと思います。

そして、美容外科で診療を行っていた頃、広い、ぱっちりとした二重瞼(ふたえまぶた)にして欲しいという相談を多く受けました。

私個人の本音としては、「こんなに広い二重幅を希望されるけど・・・・大丈夫??」でした。

 

私の診療所である高田眼科は、ご存知の通り大型ショッピングセンターの中にあり、昼間の散歩として、ショッピンセンター館内をよく散歩しております。

その散歩のコースには、化粧品売り場があります。大型ショッピングセンターなので、比較的多くの化粧品メーカーさんが売り場ブースを出店しており、そして、そのブースの側には、かならず、大きなポスターが貼っております。

職業柄、そのポスターにデカデカとアップされているのが、今最も旬な女優さんです。

眼瞼の専門としては、どんな感じの二重が好まれているのか??をじっと見てしまいます。

そうすると、二重の幅は、意外にも狭い女優さんが多いことに気付きます。

その一方、海外の女優さんの場合には、ものすごく広い二重の方が多いです。

欧米人とアジア人では、骨格の違いで、欧米人は奥目になり、アジア人は腫れぼったい目になります。

欧米人は、眉のところの骨格が出っ張っており、眼窩脂肪、眼輪筋が少ない状態なので二重の人が多いです。。

そして、加齢によって眼瞼挙筋腱膜が瞼板から外れることにより眼瞼下垂症が多く、結果として、より二重が広くなります。

逆にアジア人は、頭蓋骨が平坦であり、眼窩脂肪、眼輪筋が分厚くできており、一重瞼が多い人種となります。

そして、アジア人でも加齢によって、痩せによる眼窩脂肪のボリュームの低下、眼瞼挙筋腱膜が瞼板から外れ、ファシアで結合している眼窩脂肪も奥に移動することにより、サンケンアイ(sunken-eyelid)と眼瞼下垂症となるとともに、結果、二重幅も広い二重(ふたえ)瞼の状態となります。

この人種による解剖学的な違いというのは、非常に大事なポイントと言えます。


■美容外科での切開手術後の二重は、不自然に広すぎる


眼瞼下垂症の海外の教科書の写真

今から15年ほど前に購入した洋書の教科書

今でこそ、美容外科の教科書は、日本語のものが増えてきましたが、私が眼瞼を勉強する際に購入したのは、アメリカのAmazonで洋書の眼形成の医学書でした。

気が利いた教科書だと、アジア人と欧米人の違いに注目しているものもありましたが、基本は、欧米人の瞼の構造を基にしたものでした。

美容外科での手術は、何故か?欧米の色が濃いためか?二重幅を広めにとる傾向が強いように思います。

それは、先に述べたようにベースとなる教科書が洋書だったり、レーザー装置など扱う医療機器、ヒアルロン酸やボットクスなどの医療資材が欧米のモノが多いからではないかと勝手に思ってしまいます。

そして、何よりも、美容外科での手術を希望される患者さん、ご本人が、一重瞼(まぶた)にコンプレックスをもち、また、理想とする二重幅が広いということが大きいのではないかと思います。

高田眼科では、基本、保険診療での眼瞼下垂症を主体としておりますので、二重を作るというよりも、結果的に二重になるという考え方でおります。

つまり、高田眼科が考える自然な二重幅、つまりは、やや二重瞼(ふたえ)というのを理想として目標としております。

結果として、広い二重幅を求められる人にとっては、物足らないと感じられてしまうこともあるのかもしれません。

広すぎる二重幅を狭くすることは出来ますが、一般的な感性の方は、やはり狭い二重を希望されますし、客観的に術者の私からしても、それが一番自然だからです。

患者様から、「若いころに戻ったねと家族から言って貰えた」「見た目が自然なので、手術したのが判らない」「周りから、どこの病院で手術したの?」という喜びの声を多くいただきます。

保険診療の眼瞼下垂症手術だから悪かろう、安かろうではありません。

あくまで、出来るだけ自然に瞼を上げる目的に手術を行うことが保険診療の目的です。


したがって、高田眼科では眼瞼下垂症手術後の仕上がり見た目については、結果的に、幅が狭めの二重幅の二重瞼になるという意味です。

では、お好みの二重に出来ないのか?と言われたら、所謂、自由診療として手術を希望されるのであれば、対応をすることは可能です。

実は、眼瞼の手術において、一番、大事なことは、やり過ぎないことなのです。

理由は、修正が難しくなるからです。

具体的には、二重の起点となる部分も、挙筋腱膜の固定部分も・・・結局は、癒着によってなされます。

そして、二重の位置をずらす、上がり過ぎた瞼を元に戻すには癒着組織を取り除くことになるのですが、

修正手術において、癒着を全て取り除くことは非常に難しいのです。

言葉では、癒着を取るというのは、簡単に聞こえるのかもしれませんが、

癒着組織を取り除くというのは、絨毯(じゅうたん)にこびりついたガムを取り除くようなイメージです。

こびりついているような癒着組織を綺麗に取り除くことにおいて、正常な組織を出来るだけ残すことも重要であり、やたら滅多に取り除けば良いというわけでもありません。


さらには、瘢痕組織を取り除いたとしても、修正手術自体が、再び新しい瘢痕組織を作り出し、癒着していく可能性もあります。


そのため、修正手術においては、可能な限り、組織を痛めないような配慮が必要であり、本当に神経を使います。

当然、癒着除去が中途半端であれば、当初予定していた癒着による不具合が取れませんし、侵襲が強い癒着除去であれば、新たに癒着ができてしまう。

結果として、眼瞼下垂症手術は、控えめにしておいて・・・足らなければ、追加手術を行うぐらいが良いと思います。

もちろん、再手術にならないような手術の方法、考え方などのブラッシュアップは必要で、開院以来12年になりますが、独自の優れた手術方法を確立できたと考えております。

それが、TKD切開法・ファシアリリース法です。


TKD切開法・ファシアリリース法を行うためには、その根底には眼窩脂肪の処理のコツ、ROOF切除、皮膚や眼輪筋の切除の工夫など様々必要です。

こういった工夫をするようになったキッカケというのは、私を指導してくだっさった 故 二木裕先生の教えです。

具体的には、「眼瞼下垂症手術では、ミュラー筋を触ってはいけない」という教えです。

結果として、私は、眼瞼挙筋腱膜前転法が第一選択となるわけですが、一般的には、挙筋腱膜のタッキングだけじゃー眼瞼は上がらないよね?ってことになっております。

そこで、ミュラー筋を触らなくても・・・・ミュラー筋に負担をかけることなく、可能な限り、自然で、ダウンタイムが少ない手術方法の工夫を重ねることになりました。

それが、TKD切開法・ファシアリリース法となるわけです。


▶︎▶︎▶︎詳しく、TKD切開法・ファシアリリース法を知りたい方は、こちらをご覧になって下さい。








 

 

投稿者: 高田眼科

2020.05.23更新

吹き出しマークのイラスト

 

ひとみ眼科院長 臼井英晶先生から見て思う高田眼科の眼瞼下垂症手術について(全文改変なし)


  初めまして ひとみ眼科院長の臼井英晶と申します。

 

今回は、私のクリニックでの眼瞼下垂症手術執刀を依頼している高田医師の眼瞼下垂症手術に関して、医師としての視点から見た特徴をご紹介したいと思います。

 

結論から言いますと、高田医師の眼瞼下垂症手術は出来が素晴らしく、手術後の腫れ・出血などの体への負担も非常に少ない手術です。私自身や家族などが眼瞼下垂症になった場合、是非、高田医師に手術をお願いしたいと思っています。

 

このような結論に至ったのは、私が実際に高田医師の執刀する手術の助手として、手術の一部始終を間近で見させて貰ったことが理由となります。

 

私自身、これまで眼瞼下垂症の手術をかなりの数、執刀をしてきましたし、眼科医師向けの勉強会で眼瞼下垂症手術の講演などもしたこともあり、医師として、自分の手術にそれなりに自信を持っていました。

 

しかし、高田医師の手術を見て、そのレベルの高さに驚きました。それ以来、眼瞼下垂症の手術を希望する患者さんには、高田医師を紹介しています。

 

患者様からすると、どこの先生の手術が優れているかというのはなかなか分かりづらいことが多いと思います。

 

でも、医師から見るとその先生の手術が上手か否かはすぐに分かるものです。

 

私もこれまで、眼瞼下垂症手術を勉強していく過程で、全国的に有名な医師の手術を見学したり、多くの手術動画を見てきました。

 

もちろんそういった医師の手術は素晴らしいのですが、高田医師の眼瞼下垂手術はそれらに引けを取らない、むしろ優っているところも多いと思える手術でした。

 

医師から見た高田医師の眼瞼下垂症手術の特に優れている点が2点あります。

 

手術が非常に丁寧である。

 

標準的な手術方法に加えて、完成度を高めるための独自の技術を追加している。

 

という2点です。それぞれについて少し詳しく書いてみます。

 

手術が非常に丁寧である。

 

手術の手技は大きく分けて、切る、剥ぐ、止血する、縫うという操作に分けられます。

 

高田医師の手術では、そのような操作で、高周波メスという装置と顕微鏡を用います。

 

高周波メスを使うことで、一般的なメスを使った手術に比べて、手術中の出血を少なくすることが出来ます。また、レーザーを用いた手術に比べて傷周囲の焦げや手術後の癒着を小さくすることが出来ます。

 

さらに、手術用顕微鏡を用いることで、微細な手術を可能にしています。

 

ちなみに、高周波メスや顕微鏡を使えば、誰でも上手に手術出来るわけではなく、適切に使いこなすには熟練が必要となります。

 

高田医師は手術用顕微鏡を用いて細かく止血し、高周波メスの使用も必要最小限に留めるため、手術後の腫れが驚くほど少ないです。

 

また、手術中の腫れも非常に小さいため、手術中に患者さんと相談しながら見た目の細かな微調整が可能となっています。

 

標準的な手術方法に加えて、完成度を高めるための独自の技術を追加している。

 

眼瞼下垂症手術には、様々な方法があるのですが、基本的にはどの方法も 「瞼を持ち上げる筋肉を縫い縮めたり、短縮する という手技」が共通の基本となっております。

 

医師が手術を勉強する際に用いるテキストや動画でもその共通の基本については学ぶことが出来ますし、実際に多くの医療機関で行われている眼瞼下垂症手術でも、「瞼を持ち上げる筋肉を縫い縮めたり、短縮する という手技」が行われていることが多いです。

 

もちろん、この方法でも「瞼を上げる」という目的を達することは出来ますが、十分に瞼が上がらなかったり、見た目が不自然になってしまうこともあります。

 

高田医師の眼瞼下垂手術では、基本的な手術方法に加えて、「瞼を持ち上げる筋肉とその周囲の組織を剥離したり、余分な脂肪組織(日本人は瞼の脂肪組織が多い人がよくいます)を切除する などの独自の技術」 を追加しています。

 

これらの技術を追加することで、標準的な手術方法だけの場合より、瞼がより簡単に上げりやすくなり、手術後の見た目も自然で美しい外観が得られやすくなります。

 

ちなみに、こういった、機能の改善に加えて、手術後の見た目まで十分に配慮した手術は、一般的には、美容形成外科などで自費診療として高額な費用が必要となることが多く、保険診療でここまでこだわった手術をしているところは少ないと思います。

 

この2点が、高田医師の眼瞼下垂症手術の特に優れている点であると感じました。

 

「瞼が下がる、上がりづらい」というのは非常に頻度の高い一般的な症状ですが、手術となるとどこに相談すべきか分からず躊躇されている患者さんも多い病気です。

 

高田医師の手術は、同じ医師からみて自信をもってお勧め出来ますので、迷われている方は一度ご相談頂くと良いのではないでしょうか。

 

個人的に思う高田眼科の眼瞼下垂症手術について


 

 

高田眼科(ひとみ眼科)で、今、行っている眼瞼下垂症手術は、故 二木裕先生が、ご指導してくださった内容を元に。個人的に研究を重ねに重ねた上で、磨き上げた手術方法です。


TKD切開法・ファシアリリース法というのも、手術の件数を重ねるうちに、考え出した結果です。

しかしながら、個人開業医ということもあり、手術方法の詳細について、学術発表、論文発表なので表に出すことなく、日々の診療で黙々と行っているような状況です。

しかしながら、手術中の資料も、写真から動画へとコンテンツの内容が豊富になり、私自身、他の先生の手術を目にすることも増えてきました。

その上で、実際には、眼瞼下垂症手術に関して参考になると思ったことは行ってしまえば、あまりありません。

そういうことをすると・・・あー・・・なるから・・・とか・・・、止血もせず・・・・雑だな・・・・とか。

これを言うと、嫌味に聞こえるのかもしれませんが、自分の手術に対しての単純な奢りと言う意味ではありません。

というのは、実際には眼瞼下垂症手術は標準型が決まっているわけではなく、個々の医師が各々で行っているような状態だからです。

したがって、眼瞼下垂症手術は、施設ごとに内容が非常に差があり、結果としては、手術成績が大きく異なってきます。

手術の評価というのは、手術の成功率、ダウンタイムの長短、デザイン性、術後後遺症・・・様々な尺度があると思います。

しかも、手術の難易度というのは、患者様ごとによって異なっており、一概に、どの施設が優れているとも言えないのが事実です。

でも、眼瞼下垂症手術を受けていただいた方が、最大限シアワセになって頂けることが大事なことだと思います。

眼瞼下垂症手術を受けると、鬱が治ると言う効能をうたっている医療機関は多いと思いますが、逆に、手術を受けることで鬱になってしまっているケースもあります。

例えば、保険診療を主体にしているドクターの中は、結果を保証しないという約束を盾に、無茶な手術をされ、患者さんが泣き寝入りしておられたりします。

とある大学病院で、右目と左目で別々の先生が同時に競い合うような形で手術が行われれ、大きく左右差が出現してしまっていたようなケース。

一度の再手術どころか、6度も7度も再手術を繰り返され、瞼の構造を壊されてしまっているような修正に難渋するようなケース。

一方で、一部の美容外科で、非常識な手術費用を請求されているようなケースもあります。

具体的には、埋没法で両眼で60万円だったり、他院の切開の修正手術で、200万円を請求されたとか・・・

高田眼科で診察をしていると、全国から、他院修正のご相談を頂いておりますが、耳を疑うケースもあります。

当然、私の手術が完璧だという意味ではありません。

私も神様ではありませんので、結果が全て完璧に出せるわけでもないのですが、より完璧であろうとすることです。

これは、非常に大事なポイントだと思います。



ガラパゴス的な手術の進化




galapagosの写真

私は、普段から自分なりのコダワリをもって仕事をするタイプですので、結果として、高田眼科の眼瞼下垂症手術は、ガラパゴス的な状態になっております。

ガラパゴスというと、否定的な表現になってしまいますが、進化というのは、生き残っていくための環境への適合の結果です。

お陰様で、多くの眼瞼下垂症手術を長年、経験してきましたので、本当にバラエティに富んだ経験をしてきました。

手術を始めたばかりのころは、二木裕先生に指導された内容を忠実に行っていましたが、やはり、万能ではなく、行き詰まることが多々あり、

それに対しての工夫を悩みと共に重ねていったというのが事実です。

例えば、眼瞼下垂症を得意にされているドクターが、縫合が面倒くさいとおっしゃられているようですが、実は、縫合により、二重の出方、術後の腫れ方、ダウンタイムが異なります。

確かに、単調な作業なのかもしれませんが、本当に気の抜けない作業だったりします。

個人的には、針の持ち替え方、持針器の持ち方、組織への通し方、針の軌道・・・それらを如何に早く、正確に、丁寧に縫合するか?を極めると、どんどん楽しくなります。

自分の趣味は、モータースポーツなのですが、走行タイムをリスクを感じながら、薄皮一枚ずつ削っていく作業と良く似ていて、その緊張感は、手術全般と良く似ています。

「車を運転するという ある意味、誰でもできる作業の中に、独特の感性を混ぜ込んで、自分の強み、オリジナリティを確立する」という作業を若い頃からやってきたという ベテランレーシングドライバー 加藤 寛規選手の言葉を聞いて、自分の眼瞼下垂症手術に置き換えて納得したことがあります。

そういったことの繰り返しで、眼瞼下垂症手術をドンドン進化させてきた自負があります。

そして、さらに磨いていきたいとも思ってます。

それでも、眼瞼下垂症手術に関しては、個人的には絶対的な自信をもっておりますが、現実、自分の立ち位置がどの程度なのかは?分からずじまいな状態でした。

今回、今年の4月から、愛知県愛西市に分院設立を期に、ひとみ眼科院長の 臼井 英晶(うすい ひであき)先生が助手として入ってくださるようになり、自分の手術を眼瞼下垂症手術を行ってこられた同業者に見ていただく機会が増えました。

それまでは、高田眼科の眼瞼下垂症手術を同業者に見せることのなかったのが実際でした。

そして、臼井先生から、高田眼科の眼瞼下垂症手術についての大変有難い感想をいただけましたので、今回、ご提示させていただきました。

投稿者: 高田眼科

2020.05.15更新

眼瞼下垂症に悩む人物の写真

「眼瞼下垂症で悩んでいるけど、どの病院を選べばいいの? 選び方が分からない」

 

「切らない手術は、切る手術よりも優れているってホント?」

 

「保険診療での手術は仕上がりが良くないので、やっぱり美容外科で受けた方がよいの!?」

 

「本当に、自分の目の状態は、眼瞼下垂症手術が必要なの? ぶっちゃけ効果はあるの?」

 

「手術を受けた後は、すごく腫れちゃうのかな??」

 

眼瞼下垂症で悩んでるあなたは手術について、こんな疑問を感じていませんか!?

 

瞼の手術というと、昔から美容外科での手術だと考えられている方が多いと思いますが、

 

最近では、様々なテレビでの特集やインターネットの普及に伴って、眼瞼下垂症という病気が認知されるようになり、

 

美容外科ではなく、眼科や形成外科でも保険診療にて手術が出来ることが知られるようになってきました。

 

さらに、眼瞼下垂症手術を受けたら、慢性的に悩んでいた「肩こり」「頭痛」「眼精疲労」が嘘のように治ったということで、

 

眼瞼下垂症手術を検討される方が急増しております。

 

でも・・・たしかに興味はあるんだけど・・・周りに実際に手術を受けた人がいない!

 

っていうか、手術が怖くて踏ん切りが付かない!

 

なんてことはありませんか?

 

そもそもどんな手術なのか知らなければ、選ぶ基準が分からなくて当然です。

 

「手術を受けた方がいいよ!」なんて言われても、正直・・・ピンときませんよね?

 

しかも、気になるのは病院選びだけではありません。

 

「眼瞼挙筋前転法、眼瞼挙筋短縮法の違いのことさえ良く分からないのに、いきなり、顔にメスをいれるのは、ちょっと・・・・」

 

「切らない手術が良いって聞いたけど・・・・」

 

「瞼の下がりは、そんなにないけど、普段から瞼が重くって仕方がない。そんな私は手術してもらえるの??」

 

あわわ、分からないことがたくさん・・・。

身体のこととはいえ、ちょっと不安が一杯で、なかなか決心が付かなくなっちゃいますよね。


そんな疑問を持ってらっしゃる方は多くいらっしゃると思います・・・

そんな眼瞼下垂症手術の疑問に答えるためのページを分院の「
ひとみ眼科」に作成させていただきました。


リンクを貼らせていただきますので・・・・是非、ご一読ください!!


▶︎ひとみ眼科眼瞼下垂症ブログ「どの手術方法がおすすめ?美容外科手術との違いなど眼瞼下垂手術の全て教えます!」

 

投稿者: 高田眼科

2020.04.16更新

 2020.6.26 記事内容を修正・更新


 

鉄を熱いうちに打ての画像

■ダウンダイムについて


 眼瞼下垂症手術を受ける際に、一番、気になることとして、一体全体、どのくらいの時間で日常生活に戻れるのか??、つまり、ダウンタイムはどれくらいなのか?ということだと思います。

ダウンタイムとは、「日常生活を行っても問題ないレベルになるための術後の期間」です。

つまり、自宅で安静にしていただき、生活の制限をかけなければならない期間とも言えます。

高田眼科(ひとみ眼科)での手術の場合には、仕事復帰は、職種によりますが、俗にいうホワイトワーカーの方であれば、翌日から可能だとお答えしております。

ただし、人によって、仕事復帰の基準は様々だと思います。

つまり、仕事がただ、出来れば、それで良いのか? それでしたら、翌日からも可能です。場合によっては、お勧めはしませんが、当日でも可能でしょう。

それとも、人に違和感を全く与えない状態までなのか? それであれば、最低2週間、つまり、抜糸をすれば、チラッと接するだけなら気付かれないレベルになります。

1ヶ月立てば、ほぼ分からないレベルだと思います。


■ダウンタイムを考えた病院選び 


  ダウンタイムが短いことは、今の時代のニーズだと考えておりますので、高田眼科(ひとみ眼科)の手術では、出来るだけ、低侵襲を目指しております。

それを達成するためのキーワードが手術時間です。可能な限り、時間を短くする。片眼15分以内を目標にしております。

手術時間は、短ければ短いほど、ダウンタイムは短くなります。

眼瞼下垂症手術の名医の条件は、手術時間の短さがポイントだと考えます。

■ダウンタイムを短くするために出来ること・・・


 

「鉄は熱いうちに打て」という言葉がありますが、その言葉とは逆になりますが、「傷口は、腫れないうちに・・・」となります。

術後は、傷を冷やす、傷の血流を抑えること、内服・軟膏塗布などで、初期の炎症を抑えれば、相当にダウンタイムは短くなります。

この辺りのことについては、別の眼瞼下垂症ブログ記事でお答えさせていただいております。


▶︎▶︎▶︎人気関連記事:眼瞼下垂手術のダウンタイムを短くするために注意すべきこと。


 

 

■眼瞼下垂症手術後の上手な誤魔化し方


 

 手術をした後の仕事復帰において、大事なポイントとして、どう隠すか?誤魔化すか?

仕事という切り口でのダウンタイムとは、対面した同僚の方、取引先、お客に違和感を与えない状態になることだと思います。

そういった意味では、サングラスを使うと言うのは難しいと思います。

そこで、高田眼科(ひとみ眼科)では、”黒縁メガネ”をお勧めしております。

サングラス以上に目立たなくて、環境に溶け込められ、しかも、傷口をさりげなく隠せるからです。

眼瞼下垂症術後黒縁メガネ使用した症例写真

 これは、高田眼科オリジナル眼瞼下垂症手術 術後2週間の状態の写真となります。

少し、下にずらして、かけられることで、傷のところにメガネのフチがくることで、隠せます。

この状態であれば、普段の生活において、手術したことに全く気づかれることもなく・・・過ごせてますと・・。

サングラスですと、確かに隠せるのですが、室内でかけたり、あるいは、人との対面でかけておくのは難しいものがあります。

高田眼科(ひとみ眼科)の眼瞼下垂症手術では、内出血が激しくなることがほとんどないので、非常に仕事復帰が早くなり、クレームになることがありませんと言えるわけです。

逆に、出血のコントロールに注意が払えない、手術時間が長時間かかるような施設だとサングラスでしか、隠せないと考えます。

手術を受けるにあたっては、普段の生活においてメガネが必要でない方でも、黒縁メガネをご用意されると良いと思います。

加えて、メガネは、傷口への物理的なガードになる役割もしてくれます。

つまり、術後、運悪く何かしらで目をぶつけてしまって、傷が開いてしまうような事例があります。

メガネをすることで、そのようなトラブルを避けることもできます。


■眼瞼下垂症手術を受けることを開き直るという考え方


納得した女性の画像

 最後に、日本では、美容外科手術を受けることは、非常に恥ずかしいこと、隠したいことだという認識があるかと思います。

しかし、高田眼科(ひとみ眼科)で行っているのは、眼瞼下垂症という疾患を保険診療という公にも認められた医療として治療を行っております。

つまり、外面を変えたいから、高額な費用をかけて、治療するのではなく、あくまで、眼瞼下垂症の症状を緩和した結果、見た目が変わるという意味合いです。

それを気持ちの上でも、きっちり切り分けて手術に望んでいただければ、手術前から会社や周りの人たちに事情を話しておくことで、

手術後において、傷口について恥ずかしく思うしなくても良いかと思います。

高田眼科(ひとみ眼科)で手術を受けられる方々の動機のきっかけで一番多いのが、当院で手術を受けられた方のご紹介・ご推薦だったりします。

それだけ、受けられた方々の評価が良かったのだと考えております。

お金をかけて、広告をうちまくって、手術患者を集めるような美容外科のビジネスモデルではなく、手術の結果をもとに、口コミで評判を集めることが何よりの評価だと考えております。

口コミ紹介が多いことも、自分の手術に相当の優位性があると考えており、それが高田眼科(ひとみ眼科)の強みだと考えております。

今はcovid-19により、世界が大変なことになっており、当院ももれずに影響を受け、正直、外来患者さんはかなり減ってしまっておりますが、

実は、眼瞼下垂症手術のご相談・手術件数は、逆に、大きく増えております。

結果として、高田眼科がテナント入居しているイオンモール浜松市野が臨時休業をするという開院以来、初めての状況でしたが、

地元医師会から委託されている休日診療の役割、地域医療への貢献という意味もあり、当院は、休まず、GW期間中も含め、診療を続けておりました。

これからも、眼瞼下垂症だけでなく、様々な眼科疾患に関しても、No.1を目指して努力したいと思っております。

 

投稿者: 高田眼科

2020.04.02更新

しかめっつら

 

 

眼瞼下垂症手術においての痛みは、大きく分けて3つに分けられます。

一つは、麻酔をかける時の痛み(術前) と 術中に麻酔が切れてしまった痛み(術中)、そして、術後の痛みです。

当たり前のことかもしれませんが、この痛みを極力無くしているかどうか?をイメージして頂くことが病院選びでは大事だと思います。

通常麻酔は、1時間程度効くと言われておりますが、術中の出血が多い場合には、30分程度で痛み始めることも、しばしばです。

残念ながら、麻酔をかける際の痛みは、注射なので、どうしても仕方がありません。

当院としても、出来るだけ細い注射針を使い、麻酔液を室温に戻しておいて、皮膚を進展して、痛みを最小限にする努力をしております。

結果として、他院修正で来られた患者様には、前回の麻酔よりも痛くなかったと言っていただけることもあり、

また、歯科での麻酔とそんなに変わらないとも言ってもらえることも度々ですが、結局は、注射ですので、ある程度の痛みだけはご容赦いただければ幸いです。

患者さんから「麻酔は痛いですか?」と聞かれたら、「地味に痛いですが、そこまで痛くないと思います。出来るだけ痛くないようにします」と答えております。

 

逆に、術中の痛みというのは、高田眼科の場合、手術時間が両眼同時手術でも30分程度と非常に短いことが大変有利に働きます。

眼瞼下垂症手術の大原則として、追加の麻酔を行うとデザインが崩れます。 

手術に追加する麻酔が多ければ多いほど、術中の腫れが強くなり、結果として、術中に確認したデザインと実際の結果との乖離(かいり)が強くなります。

つまり、早い手術ほど、追加の麻酔がない分、術後のリスクが減ることになると考えられます。

眼瞼下垂症手術は、大変複雑な手術です。

手術に慣れているか?慣れていないか?によって、手術時間は大幅に変わりますが、そもそもが早くしようとする考え方を持つことが大事だと思います。

そして、ダウンタイムのこと、術後のデザインのこと、術中の痛みのこと、それらに対して、向き合った結果が、手術時間の短縮です。

手を抜くことではなく、無駄のない手術内容、つまり、切開、切除、剥離、止血、縫合などの操作の正確性などです。

そして、それを可能とするのが、手術における経験に基づく勘(カン)です。

結局、手術中に手を抜いてしまうと、術中のデザイン、術後の結果に現れます。

それは、術者としては、手術の失敗に繋がるわけですから、手を抜けるわけがありません。

術後の痛みについては、キチンと痛み止めを服用していただくことが大事になります。

最近では、しっかりご説明しているので、ほとんどないケースですが、

「先生、痛くなかったから、痛み止めを飲みませんでした。」と仰られる患者様が稀におられますが、実は、この痛み止めは、正式名称は消炎・鎮痛剤と呼びます。

鎮痛は、痛みを鎮める・・・そして、消炎はは、炎症を抑える・・・そういう意味です。

つまり、手術を行えば、かならず、炎症反応が起きて、術直後よりも一旦腫れます。

したがって、高田眼科では、実は、腫れ(ハレ)防止という目的で内服をして頂いております。

それも徹底してお願いしております。

ですので、痛くないから飲まなくても大丈夫というのは、大きな間違いなのです。

ちなみに、術後の痛みについての訴えは、高田眼科の眼瞼下垂症手術では、「痛かった」とか「痛くて寝れなかった・・」とかは皆無と言っていいほどありません。

結果として、個人的には、高田眼科の眼瞼下垂症手術の術後の痛みはないと思っております。

 

以上、まとめると、当院での眼瞼下垂症手術の場合、手術が早い分、術中の痛みの訴えは圧倒的に少なく、術後の痛みも無駄な手技で組織を痛めておりませんので、

術後の痛みが皆無となり、結果として、手術直前に行う局所麻酔の痛みだけ我慢していただければ、特に、問題がないと言えます。

もちろん、局所麻酔についても、限界はありますが、痛みが最小限になるように工夫もさせて頂いております。

 

エムラクリーム

最近では、特に、痛みが苦手な方には外用局所麻酔薬エムラクリームという局所麻酔クリームを塗布したり、リドカインテープを貼っておいたりすることで、対応するようにしております。

これを塗布することで、注射針を刺入した時の痛みが緩和できるようになりました。

注射針も、30G針(0.30mm)と非常に細い針を使用しております。 

 

 

投稿者: 高田眼科

2020.03.17更新

ポイント表紙

<眼瞼下垂症手術の病院選びは、何を基準にしたら良いのでしょうか??>

眼瞼下垂症手術は、実は正解がありません。

 

例えば、眼科の手術で一番メジャーな手術である白内障手術では、CCC(前嚢切開)が正円で、水晶体皮質が全く無く、後嚢が綺麗に磨き上げた状態で、眼内レンズ(IOL)がきちんと真ん中に入っていることをきっと理想とされております。

 

そんなことは、一般の人には、なかなか分からないことです。

 

最終的には、患者さん本人からすれば、満足できる視力させ出ていれば、まったく気付かれないことだったりします。

 

眼科医が見れば、その術者の手術のうまさ、丁寧さは見てとることはできますが、結局、患者さん本人にとってみれば、分からないことなのです。

 

結局、白内障の成功・失敗は、見えるか?見えないか?に行き着きます。

 

その一方、眼瞼下垂症手術は、顔の手術ですので、瞼ですので、一番露出する部分であるので、当然、瞼が挙がっているという当初の目的を達成することはもちろんのこと、その見た目、瞼の動きが自然であること、綺麗であることが求められます。

 

それをきちんと叶うためには、術者の技術が求められることで、術者間の中で大きく差が出ることだと思います。

 

加えて、その仕上がりの良し悪しの基準には、それぞれの好みがヒトによって異なってきてしまいます。

 

そういった意味で、眼瞼下垂症手術の正解というのを定義することは、なかなか難しいものがあります。

 

<大きい病院の方が良いのか?悪のか?>

話が変わりますが、一般の方々は、難病にかかったり、手術を受けられるとするならば、大きな病院を希望されることが多いと思います。

 

しかしながら、大きな病院というのは、複数の医師が所属していますので、自分をどのような先生が担当するのか?とかは決められないことがあると思います。

 

また、不幸なことに手術が失敗したとしても、病院の名前が傷ついても、担当医個人の名前が傷つくことは、なかなか、ありません。

 

「〇〇病院で手術したけど、上手くいかなかった」とは言われても、「〇〇病院の❌❌先生のに手術されたけど、上手くいかなかった」とは、あまり噂は立たないかと思います。

 

大きい病院であればあるほどだと思います。

 

つまり、大きな病院での手術のリスクは、病院という組織と担当医(場合によっては、担当科という複数の医師)が合わせて負っているという状態で、その按分も病院に多くなっているように思います。

 

一般社会においても、大きな組織が不祥事を起こした際の謝罪会見をする場合には、担当者は表に出ず、本人に代わり謝罪をするという場面をご覧になられたことがあると思います。

 

大きな組織に属するメリットというのは、責任を個人ではなく、社会的な組織で負ってくれる(組織内での責任を個人は負わなければならないのはあると思います。)という要素があるということです。

 

したがって、病院に勤務する医師というのは、リスクをある意味、組織でも負担してくれているという意味で、思い切った治療が出来ると思います。

 

加えて、複数の医師やスタッフによるチーム医療というスケールメリットも出てきます。

 

一方で、当院のような開業医の場合、治療が上手くいかなかった場合には、責任は院長にあるので、仮に「高田眼科で上手くいかなかった・・・」と言われれば、「院長の高田先生が上手く出来なかった・・・」と同義となってしまいます。

 

開業医は、全ての責任を院長自身が組織の代表として、そして、個人として負っているということです。

 

ゆえに、開業医の手術というのは、個人的にかかるプレッシャーが物凄いものがありますので、手術を出来るだけ上手くいくように、より慎重に行っていくことが多いと思います。

 

開業医は、責任回避をするためにも、背伸びせず、リスクがあれば難しいと説明し、大きな病院(高次病院)を紹介することで身を守っているとも言えます。

 

そういった意味で、設備的に整っており、術者の経験が豊かで確かであれば、私自身としては開業医の手術というのは、患者さんにとって捨てたものでは無いと考えております。

 

加えて、眼科において言えば、投資意欲が旺盛な開業医であれば、大きな病院よりも設備が最新で整っていたりいたします。

 

結局は、眼瞼下垂症手術は技術による部分が大きい手術ですので、どの病院というより、どの先生に担当してもらうのか?が大事になります。これは、当たり前のことなのかもしれません。

 

病院の規模、ネットの評判でも見分けることは難しく、実際に、受診してみて、本当に自分に合った医師なのか??というのを確認しないとわからないのかもしれません。

 

<結局、大事なのは、お医者さん選び・・・、その中でのポイントは?>

 それでも、医師を選ぶことについては、正直、比較が難しいところがあると思います。

 

こと手術においては、症例ごとにより条件が変わりますので、尚更です。

 

難しい症例だけを担当すれば、成功率は下がるし、易しい症例だけを担当すれば、成功率はあがるからです。

 

あえて出すとすれば、(眼瞼下垂症手術に限って言えば)手術件数の多さ、手術時間に短さと手術の成功率の高さ(再オぺ率、リオぺ率:再手術となる率の低さ)、そしてダウンタイムの短さがベンチマークとなると考えます。

 

(ポイント①:手術件数の多さ)

眼瞼下垂症は、人によって、下がっている原因の要素の構成が変わります。つまり、一人一人、状態が大きく異なります。

 

その異なる条件に対して、どのように最適な手術を行うのか?は、手術経験がポイントとなります。

 

初心者ほど、画一的な手術を行いがちで、上手くいきません。高田眼科の場合、年間900件以上です。累計は15000件を超えております。

(ポイント②:手術時間の短さ)

次の手術時間については手術内容により、差はあるかと思いますが、皮膚切除、眼輪筋・眼窩脂肪の処理、挙筋腱膜の処置、皮膚の縫合、左右差の調整などの眼瞼下垂症手術を構成する全ての要素について、どれだけ、時間を掛けずに終わらせられるか?が大事です。

 

高田眼科の場合、両眼で30〜40分程度です。

 

(ポイント③:手術の成功率)

手術の成功率の高さというのも大事な要素です。

 

いくら経験が多くても、いくら手術時間が短くても、上手くいかずに再手術の必要が多ければ意味がありません。

いかに、少ない回数で手術を成功させるのか?は当然大事です。

 

施設によっては、初回の手術では、皮膚切除、眼窩脂肪の処置は行わずに、再手術前提で、手術を行っているところもあると聞いております。

 

特に眼窩脂肪の処置については、自費診療として高額な手術費用を請求されたという話も聞きます。

 

意外に眼瞼下垂症手術の再手術率は低くありません。

 

手術は、どんな簡単なものであれ100%成功するわけではありません。

 

高田眼科の場合、希望者されれば、理由なしに断わることなくリオぺは術後3ヶ月後から行うようにしますが、3ヶ月後に再手術を行う可能性は数%と説明しております。

 

しかしながら、再手術をなんだかんだで、お断りする施設の場合には、当然、初回手術の成功率は数字上上がります。

 

実際に、半年まてば・・・とか、1年まてば・・・とかで時間を引き延ばされて、最終的に高田眼科へ相談に来られる方は多いです。

 

高田眼科の手術の成功率が高いのは、手術時間が非常に短いからであり、術中に腫れる前に、デザインが決まるからです。

 

再手術で一番あってはいけない、左右差、瞼の歪みなどは、手術中の腫れを最小限に留めているからこそ、手術中に確認できるわけで、その後の傷口の腫れが治った際には、その術中に確認したデザインに収束しているという考え方ができます。

 

だからこそ、高田眼科の眼瞼下垂症の手術成功率は非常に高いと個人的には考えております。

 

高田眼科で手術を行って、残念ながら再手術になる原因は、基本的に、術後の瞼の皮膚の余りが強かったという内容が多いようです。これも、理由があります。

 

眼瞼下垂症手術を行うと、今まで行っていた眉の挙上がなくなります。

 

つまり、瞼が上がりやすくなると、無意識的に使っていたオデコの筋肉を使わなくなり、眉が下がります。

 

そうすると、眉が下がった分、瞼の皮膚の余剰が想定よりも強く出ることがあります。

 

その眉の下がり方は、個人差が大きく、完全に予測できない部分もあり、また、皮膚を多く取り過ぎると、その後、修正手術となった場合に、手術が困難になってしまうことから、少なめに皮膚切除をデザインしているからだとも言えます。

 

当院としても、再手術になってしまうことを最大限避けることができるように努力してます。

 

個人的には、再手術を行う時のプレッシャーは、初回手術とは比較にならないぐらいかかるものです。

 

再手術が上手くいかなければ、3回目の手術をお願いするわけですから、そのような気不味い診察は、本当に嫌なものです。

 

(ポイント④:ダウンタイムが短くするための努力)

最後に、ダウンタイムの短さについては、ダウンタイムは短ければ短いほど、当たり前ですが良いと思います。術前説明でも、よく聞かれることです。

 

当院に修正手術で来られた患者さんに聞いた話ですが、ダウンタイムが長いことを前提として、1週間以上の入院を前提とした病院もあります。手術したあと、夜中に度々氷が配られ、冷やすことをさせられたとも言われております。

 

ダウンタイムの長さは、もちろん、手術内容も大事ですが、その方の体質、術後の管理の良し悪しによっても変わります。

 

出来るだけ負担の少ない手術を心掛けるのは当然として、しっかり術後の管理を行えるのか?ということも大事なことです。

 

やりっぱなしで、適当に行う病院もありますが、高田眼科はきっちり術後の管理も指導させていただいております。

 

(ポイント⑤:手術説明の丁寧さ)

最後に一番大事なこととして、術前説明がきちんとしているか?

 

高田眼科に、初めて眼瞼下垂症についてご相談を頂いた場合に、気を付けていることを知っていただけると参考になると思います。

 

手術の説明にあたっての第一原則として、「眼瞼下垂症手術が本当に必要があるのか?」ということです。

 

眼瞼下垂症という疾患は、緊急性のある疾患ではございません。眼科疾患で緊急性がある疾患は限られております。

 

病院によっては、眼瞼下垂症による様々な体の弊害をコンコンと説明しているところもあるようですが・・・

 

個人的には、単純に、手術を行っても、瞼が上がることで、視界が広くなることだということを説明しております。

 

上がりやすくなれば、眉を上げる必要性がなくなり、結果として、前頭筋などの顔から首、肩の筋肉の緊張がとれることで肩こり・頭痛がなくなるケースも多くありますが、実際問題はやってみないと分かりません。

 

悩まされ続けていた「耳鳴り」が治ったと感謝されたこともありますが、これも、たまたまだと考えております。

 

外見の変化、「見た目が若くなった」「一重瞼が二重瞼になった」「逆さ睫毛が治った」なども期待できるのかもしれません。

 

(ポイント⑥:手術内容でのこだわり)

高田眼科のコンセプトとして、出来るだけ、私が考える自然な仕上がりを重視しておりますが、これまた自然という定義も難しいとは思いますが、

 

具体的には、手術を終えて、傷が落ち着いた際に、初めて会った人が手術をしていることに全く気づかないようなることだと思います。

 

美容外科手術の考え方、つまり、ご本人の理想の顔に近づける手術とは、少し意味合いが違います。

 

世界を広く見渡すと、整形にハマって、残念な顔になってしまったという芸能人の方というのは、思い当たると思いますが、美容外科での勤務のある私の経験上、本人たちは意外にも満足している場合が多いです。

 

広い二重を希望される方というのは、意外にも、不自然に広い二重にしないと満足をしていただけません。

 

高田眼科は、ほとんどが保険診療での手術ですので、基本的に、細めの二重を基本として、二重の広さを変えることはいたしません。

 

なぜ、要望に合わせないのかといいますと、二重に異常にこだわりの強い方は、最急的には満足しない患者さんだからです。

 

保険診療での眼瞼下垂症は、自由診療の手術と比べて、圧倒的に低額で定額です。

 

自由診療と比較して、圧倒的に再手術への心理的なハードルが低いです。(自由診療の場合、再手術になるたびに、倍々と手術費用が高くなるところもございます。)

 

ですので、私の考える広めの二重にして差し上げたとしても、時間経つと、もっと広くして欲しいという要望が出てきて、際限が無い状態になります。それは、他人から見て、明らかに変だと思われる広さだとしても・・・・。

 

したがって、高田眼科の場合、二重の幅の注文については、保険診療での手術の場合には、完全に”おまかせ”でお受けしております。

 

どうしても、広めの二重を希望される方については、美容外科手術として、自由診療手術でお受けすることになります。

 

高田眼科は、開院以来、眼瞼下垂症手術にこだわって、診療を続けております。

 

全ての手術で、百点満点を出すことをお約束することは、残念ながら出来ません。

 

しかしながら、全ての手術において、百点満点が出せるように、全力を尽くすことを大事にしております。

 

可能な限り、快適に手術を受けていただくために、考えられることを未だに模索しております。

 

それを絶え間なく続けることで、より優れた手術になっていくものだと考えております。

 

 

投稿者: 高田眼科

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眼瞼下垂なら 高田眼科併設眼瞼下垂治療センターまで

当院では、「何が原因で悪くなってしまったのか」を患者様とともに考え、治療後のよい状態を常に保つことができるよう

な手術を行います。眼科治療を通じて国民の皆様の全身的な健康に寄与することを目標に努力してまいります。

当院では、「何が原因で悪くなってしまったのか」を患者様とともに考え、治療後のよい状態を常に保つことができるような手術を行います。眼科治療を通じて国民の皆様の全身的な健康に寄与することを目標に努力してまいります。

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